2018年12月12日

第4回京都亀岡ハーフマラソン

12月9日(日)は、「第4回京都亀岡ハーフマラソン」に参加しました。

学生時代を京都で過ごした私は、当時あった山陰から京都へ向かう夜行の普通列車で、亀岡駅を通り過ぎたことが度々あります。亀岡を通過する時はまだ薄暗い時間だったことが多かったためかもしれませんが、車窓から見たその風景には、どこかうら寂しい印象があります。あれから40年余りの年月が過ぎた今になって、この地に降り立つことがあるとは思ってもいませんでした。

さて、その亀岡の地が「京の奥座敷」と言われていることは、今回の訪問で初めて知りました。「京の奥座敷」とは、貴船や鞍馬あたりをさすと思っている私には、やや意外な感じです。京都駅から快速電車なら20分ほどで行ける便利さと、10年前に建て替えられた新駅舎の隣接地に建設中の「京都スタジアム」の威容からも、これから創出されようとしている賑わう街の姿が目に浮かびます。亀岡は、玄関のすぐそばにあり気軽に入ってくる客人をもてなす場という意味で、むしろ「京の脇座敷」という呼称が似つかわしいのではないかと思ってしまいました。

[京都スタジアムのイメージスケッチ(京都府HPから)]
京都スタジアムのイメージスケッチ(京都市HPから).jpg

余談はほどほどにして、マラソンの話に入りましょう。

大会会場は、亀岡駅からシャトルバスで15分ほどの郊外にあり、体育館、野球場、テニスコート、屋外プールなども備える亀岡運動公園の中にある陸上競技場です。ゲストランナーは、東洋大学在学中に箱根駅伝の山登りの5区で4年連続区間賞を獲得し、「山の神」と呼ばれた柏原竜二さん。競技種目は5kmとか3km等もあり、全体のエントリー数は4,320で、うち3,540人がメインのハーフ部門です。

今回が4回目という新しい大会ながら、ハーフは陸連の公認コースでランナーの評価も高く、すでに昨年の第3回大会は、月刊ランナーズが主宰する全国ランニング大会100選に認定されています。

[柏原竜二さん(左から2番目)]
柏原竜二さん.jpg

さて、ハーフのスタートは午前9時45分。AからEまでの5つのブロック分けがしてあり、私は中程のCブロックでしたが、それでも号砲から40秒ほどでスタートラインを超えることができました。


スタート直後.jpg

この日の天気は終日曇りで、レース中の気温は3度か4度しかなかったと思います。スタート後しばらくはコースも混み合うので、やや遅い流れに乗って進み、ゆっくりと体を温めていきました。そして混雑が緩むにつれて、徐々にピッチを上げて行きます。
沿道には、沢山という訳ではありませんが、あちこちで声援を送る市民の姿がありました。

声援を受ける.jpg

5キロ地点の通過が27分。キロ5分をだいぶオーバーしています。

実はハーフマラソンへの出場は2年7か月ぶり。それ以前の2年間は10レースに出ていますが、そのうち2時間40分を切ったのは1回、2時間40分から50分の間が7回、2時間50分オーバーが2回という成績でした。最近は、この2年半ほど続いた長いスランプからようやく脱出できそうな兆しはあるものの、ハーフでキロ6分の走りができれば上等と考えていたので、取り敢えずはまずまずのスタートと言えます。これなら、2時間以内でのゴール切りも目指せそうです。


5キロ地点.jpg



コースは、はじめの6キロまでが80mほど標高をかせぐ微妙な上り。それ以降はほぼフラットなコースを折り返すようになっています。大きな上り下りはないので、とても走りやすい印象でした。


走りやすいコース.jpg

53分で10キロ地点を通過。この間の5キロを想定よりだいぶ速い26分で走れています。

10キロ地点.jpg

沿道では、3カ所で太鼓演奏がされていました。往復のコースなので、この応援を6回も受けることになります。

太鼓演奏.jpg

そのおかげか以降もピッチを落とすことなく、キロ5分ちょいのペースで走ることができ、15キロ地点を78分台で通過することができました。でき過ぎの展開です。

15キロ地点.jpg

このペースで最後まで行く自信はありませんでしたが、この後はゴールまで続く微妙な下りに入ります。「ゴールはまだか!?」とプリントされたTシャツのランナーが追い抜いてきたので、この背中を追いながら進んで行きました。



ゴールはまだか!?.jpg

しかし、残り2キロくらいになったところで、周りの集団から徐々に離されていき、ペースがキロ5分半くらいに落ちてきていることに気づきます。それでも、仮にここからキロ6分ペースに落ちても1時間52分から53分でゴールでき、2時間切りは余裕でクリアできそうです。とは言え、ここが踏ん張りどころと考え、再び走りに集中しました。

離される.jpg

競技場に入り、トラックを1周してゴールとなります。第1コーナーあたりで時計を見ると、1時間48分20秒でした。残りは300mあまり。このとき、「もしかしたら1時間50分を切れるのかも」と思いました。
ここでスイッチオン。最後の直線にかかるコース上には、入ってくるランナーを応援する柏原竜二さんの姿がありました。いつもならカメラにおさめるシーンですが、それどころではありません。私はただ前だけを見て、ゴールゲートへ突進していきました。

ゴールゲートへ.jpg

ゴール後、弾む息が少し治まるのを待ってから完走証をもらいにいき、1時間50分切りができていたことを確認しました。上出来です。

とはいえ、1時間5分とか10分と言うならともかく、1時間50分を切るとか切らないという次元の低いものなど、犬も食わないお話でした。我ながら、お恥ずかしいことです。




(私の記録)
ゼッケン C3335

タ イ ム 1時間49分53秒(ネットタイム1時間49分16秒)
総合順位 906位/2341人(一般男子/出走数)
部門順位 52位/294人(男子60歳以上/出走数)
完 走 率 未公表



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posted by との at 22:22| 鳥取 ☀| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年12月06日

総社トレイルランin高滝山大会

12月2日(日)は、「総社トレイルランin高滝山大会」に参加しました。

この大会は、総社トレイルラン実行委員会の主催で、今回初めて開催されたものです。総社市では同じ主催者により、私も出たことがある「正木山トレイルラン」が開催されていましたが、昨年の第10回をもって終了。これに代わるものとして、より難易度の高い高滝山大会を開催することになったそうです。ロングとミドルの2つの部門がありますが、私はロング。距離は35キロで累積標高差は2,000m、制限時間は8時間です。

さて、ロング部門は午前7時に、維新小学校グランド前の道路からのスタートです。その30分前にようやく会場に入った私は、受付け、着替え、トイレを慌てて済ませ、直前にスタート地点へ行きました。

スタート前.jpg

まもなく出走という時に、指先の冷たさでグローブをしていないことに気づきます。樹やロープを掴む場面が多いトレイルで、グローブは必須アイテム。慌てて車に取りに走りました。そのとき背後から無情に響いたのは、「・・・4、3、2、1」というカウントダウンと「スタート!」の号令。
こうして、最後尾からさらに50m以上も遅れてスタートを切るという、お恥ずかしい経験をすることになります。スタート地点にいたスタッフたちの、「あれっ?」とか、「おぅ・・・」という訝しむ声に、「すみません。手袋取りに帰ってまして」と言い訳しながらのスタートでした。


遅れてスタート.jpg

1キロほど行ったところからは、しばらく高梁川沿いに走ります。

高梁川沿いを走る.jpg

スタート後20分ほどしてから、「まえだ道」というトレイルへ入りました。結構急なところもあり、面白いコースです。



はじめの登り.jpg

途中、樹々の切れ間から雲海が見えるところもありました。

雲海.jpg

さて総社市では昨年、7月の豪雨に続き、9月には台風で大きな被害を受けています。その影響なのか、倒木が多く見られましたが、走りに影響がないようコース上の部分はカットするなどして整備されており、主催者の苦労の跡がわかります。

倒木.jpg

暗い森の中を駆けたり、

暗い森.jpg

落ち葉の敷き詰められた林道を走っているうちにコースは後半に入り、

落ち葉の林道.jpg

いつしか高滝山の登りへ差しかかっていました。

高滝山の登り.jpg

この山の標高は500mほどですが、これが思ったより手強くなかなか山頂へ着きません。「8合目」の標識を見てしばらく登ったところに、小さな祠がありました。そばにいたスタッフに、「ここが頂上ですか?」と聞いたら、「ここはトレイルラン神社。頂上はまだです」との返事でした。

登嶺隆巒神社1.jpg

お参りをしようと祠の前に立ったとき、『登嶺隆巒(トレイルラン)神社』という札が掛けてあることに気づきます。その時は、本当にこんな名前の神社があったのかとびっくりしました。
しかしラン後に大会のHPを見て、これは主催者が建立したものであることを知り、「そこまでやるか」と2度びっくりです。

登嶺隆巒神社2.jpg

ここから少し行った稜線には、奇岩と言うべき大きな岩がいくつかありました。これらには「男岩」とか「八畳岩」等、それぞれ名前がついているそうです。



男岩.jpg

八畳岩.jpg

この先にスタッフがいたので、「頂上はここですか?」と聞いたところ、コースとは違う森の方を指さし、「三角点はこの先にあるので、厳密には違いますが、ほぼほぼ頂上です」と教えてくれました。

ほぼ山頂.jpg

ということで、高滝山を“ほぼ”制覇して下っていきます。

高滝山を下る.jpg

下山して、エイドで饅頭とぜんざいをいただいている時、スタッフが「あと山が2つあります」と教えてくれました。



最後のエイド.jpg

この後また、トレイルに入っていきますが、途中には岩がゴロゴロした沢のようなところもありました。

沢登り.jpg

しかし、それよりも気になったのは、所々に「高滝山登山道」という札が掲げてあったことです。高滝山は登り終えたはずなのに、「もしかしたらもう一度山頂へ行かせるのかな?」と思いました。

ここで持っていたマップを見ると、どうやら同じところへ向かっているわけではなさそうです。後で知ったのですが、高滝山には6つの登山ルートがあり、この大会ではそのうちの5つを辿るようになっていました。したがってこの時は、山頂へ繋がる各ルートを繋いで走っていたのです。

沢登り2.jpg

ところで、松尾ルートの途中で「展望台」という木製看板が気になり、その矢印に従ってちょっとだけ立ち寄りました。
同じように寄り道をしたランナーが、「どうってことない景色ですね。紅葉の時だったらよかったかもしれないけど」と笑いかけました。私は、その“どうということはない景色”に心を癒されている自分に気づき、可笑しくなって思わず笑いを返していました。

展望台.jpg



その後は、桜谷ルートと槻山越えルートを辿ります。最後の上りは半分くらい歩いてしまいましたが、

最後の登り.jpg

これを超えてからは下り坂を一気に駆け下り、

最後の下り.jpg

会場の維新小学校へ帰り着きました。



ゴールの光景.jpg


(私の記録)
ゼッケン L076

タ イ ム 6時間00分58秒
総合順位 91位/154人(出走数)
部門順位 14位/24人(男子50歳以上/出走数)
完 走 率 98.7%(152人/154人/出走数)



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ラベル:トレイル
posted by との at 05:08| 鳥取 ☁| Comment(2) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする