2020年06月23日

シーズン目標は「平日登山のみで山頂66回」


冬山の登山はしない私ですが、昨シーズンは55回の大山山頂踏破。数年前からぞろ目での回数アップを続けてきたので、今シーズンの山頂目標は66回となるはずでした。しかし、予期せぬ新型コロナで山岳協会などから登山自粛要請が出たために出ばなをくじかれ、初登山が例年より3週間ほど遅い5月27日(水)にずれ込みます。以降も登山者が多い「土日」は行く気にならず、もっぱら仕事が休みの水曜日にのみの山行き。これで66回は、到底不可能と考えていました。
それでも、6月17日(水)までに4週連続での大山登山。この間、初回は山頂3回、次週が2回、3週目も2回で4週目が3回という固め打ちで、早くも10回の山頂踏破をします。このペースが続くわけではないでしょうが、「ひょっとしたら・・・」と思うようになりました。

ということで、「平日登山のみで山頂66回」を今シーズンの目標に、遅ればせながら設定したというものです。


大山全景.jpg

さてここからは、4週目の山頂トリプルのレポートです。17日は8時40分に、夏山登山道から入っていきました。

入山.jpg

コロナの自粛ムードもそろそろ薄まってきたのか、登山者は前回までよりもかなり多いようです。

登山者は決行多い.jpg

仮設の山頂には15人くらいの人がおり、今シーズンに目にした中では最多。

山頂は鈴なり.jpg

下山は鳥取県のお勧めに従い、五合目から行者谷ルートを通りました。

五合目からは行者谷.jpg

週末の強風による倒木が登山道を塞いでいるとの情報がありましたが、通路部分はきれいにカットされており、通行に問題はありません。それにしても、直径が1メートル近くもありそうなこの大木にはびっくりです。

倒木カット.jpg

モンベル大山店のところまで帰ってくるのに、2時間45分を要していました。

モンベル大山店.jpg

持ってきたホットドッグを食べながら、再び山頂を目指します。

ホットドッグ.jpg

昨秋から、登山道の整備が継続しておこなわれていますが、この日は3合目のところで集中的に作業がなされていました。ありがたいことです。

登山道改修.jpg

山頂近くには、イワカガミ。

イワカガミ.jpg

これはレンゲツツジでしょうか。

レンゲツツジ.jpg

2度目の山頂に、登山者の姿は5人ほど。先ほどの賑わいはありません。

2度目の山頂.jpg

ここで休むことはせず、さっさと下山をはじめます。

2度目の下山.jpg

午後2時過ぎに下山し、トーストとスポーツドリンクでエネルギーを補給すると、この日3度目の山頂を目指します。

トースト.jpg

五合目あたりで見たのは、ニガナ(苦菜)。茎や葉を切ると苦みのある乳液を出すそうですが、確認したことはありません。

ニガナ.jpg

この日3度目の山頂には午後4時の到着。この時間に、他に登山者の姿は見えませんでした。山頂を独り占めした私は、山頂の回廊に沿ってダイセンキャラボク純林の中を歩いてみることにします。

キャラボク純林.jpg

夏山登山道が整備されたのは、ちょうど100年前の1920(大正9)年だそうですが、この石室はその1年後に避難用に作られたとのこと。入口の天井からぶら下がるコンクリート片が危なっかしくて、入る勇気はありません。

石室.jpg

下山をはじめると、8合目を少し下ったところにあるケルンのところで、眼下にあった雲が風に飛ばされて、弓ケ浜半島がきれいに見えました。

弓ケ浜半島.jpg

この日はこうして、9時間近く遊ばせてもらいました。大山さん、ありがとう。


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posted by との at 20:52| 鳥取 ☀| Comment(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月13日

コロナから身を守る、大山登山の新作法



(1)人と人 間が愛だ(PHYSICAL DISTANCE)
(2)三つもの 密だとミスだ(3密回避)
(3)幸せは 予防で呼ぼう(手洗いと咳エチケット)

思わずドン引きしそうなこのスローガンは、自身の名誉のために言っておきますが私の作ではありません。新型コロナウイルス感染予防のための『鳥取型 新しい生活様式』を提唱する県から、「新型コロナ克服3カ条」としてこのほどアナウンスされたものです。ギャグがお得意の平井知事じきじきの作なのか、知事の意向を忖度した取り巻きの中から出てきたものかどうかは、知る由もありません。

3密ポスター(小).jpg

さて、この趣旨の“大山登山バージョン”ということなのでしょうか、大山の管理に関わる県の担当部署からは、コロナの感染予防のためのいくつかの推奨事項が示されました。
人が多いかもしれない「土日の登山」はまだする気にならないので、私の今シーズンの大山登山は5月27日(水)の山頂3往復が初めてで、その翌週の6月3日(水)に山頂2往復と、仕事が休みの水曜日にのみこれをおこなっています。その次の10日(水)も天気が持ちそうだったので大山に向かいましたが、この日の登山では「新作法」を意識して行動することになりました。

スタートは午前9時前。この日は「晴れたり曇ったり」という予報でしたが、大山寺橋の前からは、山頂まで見通すことができました。

大山寺橋.jpg

【作法その一:声を出しての挨拶は控えるべし】
平日なので、登山者は多くありません。すれ違う時は挨拶し合うのが常ですが、推奨事項の一つには、「声を出しての挨拶は控えましょう」とありました。しかし無言ですれ違うのは、やはり何となく不自然で、お互いについつい声を出してしまいます。私は、意識してややうつむきがちの姿勢をとり、「こんにちは」と小さくつぶやくようにました。

8合目.jpg

【作法その二:2メートル以上の間隔をとるべし】
この日は2往復しましたが、出会った登山者は20人ほどだったと思います。普段の年なら、平日は学校行事で登山にくる児童や生徒の集団に会うこともよくありますが、さすがにコロナの影響で、今シーズンは目にすることがありません。したがってすれ違う時と追い抜くときを除いては、これは十分守ることができます。

Pyisical Distance−2.jpg


なお、山頂に設置された仮設の休憩スペースにも、2メートル以上のPHYSICAL DISTANCEを取るように促す掲示がしてあります。このとき山頂には3人ほどしかいなかったので、その間隔は余裕で確保できました。

1度目の山頂.jpg

【作法その三:マスクを携行すべし】
私は一応、マスクをポーチにしのばせていはましたが、誰もしていないので、つけずに山頂まで行きました。しかし、下山を始めてしばらくしたとき、登って来る一人の口元がバフで覆われているのを目にします。この時だけは慌てて装着しましたが、直後に口元が暑くなってきたので、すぐに外してしまいます。なお、この日に出会った登山者で、バフやマスクをしていたのは2人だけでした。
そういえば、県のお達しはマスクを「携行しましょう」となっており、「着用しましょう」ではありません。無理をして熱中症になってもいけないので、着用は状況に応じてケースバイケースでしょうか。とりあえず持っていれば良いと思うことにしましょう。

マスクマン.jpg

【作法その四:5合目からの下山は行者谷ルートを使うべし】
大山の登山ルートは夏山登山道のほか、5合目までは行者谷ルートもあります。こちらはブナの樹が夏山登道以上に密集しており、雰囲気は格段にいいものです。しかし、この間には走りにくい大神山神社の自然石の参道があるため、大山登山をランのトレーニングとして行なっている私の場合、このルートを使うことはあまりありません。
しかしこのほど県が推奨したのは、登山者の接触を減らすことをねらって5合目までの上りは夏山登山道を、下りは行者谷ルートを通るという一方通行方式。距離は500mほど長くなり時間もかかりますが、お達しに従い、行者谷別れを右折してこのルートを下っていきます。

元谷別れ.jpg

元谷に下りたところで視線を右に向けると、雄大な北壁がそびえ立っていました。私はこの眺めがとても好きです。

北壁.jpg

その後、大神山神社へ向かうトレイルを抜けて参道を下り、モンベル大山店の前へ帰って来たのは正午前。すでに3時間が経過していました。モンベルの前の自販機でペットボトルのお茶を買い、ザックから持参してきたおにぎりを取り出します。

モンベル前.jpg

こうしてたった一人での“もぐもぐタイム”を終えると、この日2度目の登山を始めました。

2度目の登山開始.jpg

空は少し明るくなり、日射しを受けた谷空木(たにうつぎ)の花が綺麗です。

谷空木.jpg

5合目を過ぎたところでテッシーさんにばったり出会い、ここからは一緒に登ります。

テッシー(最少・中).jpg

7合目を過ぎたあたりからは霧が立ちこめてきて、2度目の山頂も視界はよくありません。

2度目の山頂.jpg

下りも早歩き程度のスピードで、無理せずに進みます。午後になり、登って来る人もほとんどなさそうだったので、元谷別れでは行者谷ではなく夏山登山道を下るという無作法なことをしてしまいました。それでも結局、ここから南光河原駐車場へ下りて来る間に登山者の姿はなく、一方通行違反の切符を切られることもありませんでした。
こうして、下山したのは午後3時前。時間的にはもう一回いけないことはありませんでしたが、体力と気力に限界を感じて、この日はこれでお仕舞いにしました。

南光河原駐車場.jpg

【作法その五(オプション):マダニにも注意すべし】
ところでつい先日、大山町内の山林の管理作業を行なっていた男性が、マダニが媒介する重症熱性血小板減少症候群(SFTS)に感染する事例がありました。国内では、毎年60〜90人前後の患者が報告されているそうですが、鳥取県では初めての発症例。SFTSにワクチンや特効薬はなく、致死率が15〜25%と非常に高いそうで、コロナに負けず劣らず恐ろしい感染症です。夏場は生足を出して走ることが多い私ですが、マダニに噛まれたくないので、この日はレッグカバーを装着しました。登山には、これも欠かせない作法になりそうです。

レッグソックス.jpg


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posted by との at 21:19| 鳥取 ☁| Comment(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年06月02日

とりあえず様子見の大山登山トリプル



大山登山の回数を意識したのは、33回登った2016年からでした。ぞろ目が好きなので、翌年の2017年は44回を目標にしましたが、仕事に噛まれてしまいわずか8回で終了。それでも2018年にこの目標をクリアし、続く2019年には55回を達成します。その流れで今年は66回を目指すつもりでしたが、新型コロナの影響で山岳四団体から登山の自粛要請が出されたため、5月の連休が明けて雪が融け山頂まで行けるようになっても、大山の登山道に立ち入ることはありませんでした。
それでも政府の緊急事態宣言全面解除を受け、5月25日には登山自粛要請を緩和する内容のガイドラインが公表されます。これによって都道府県を跨がない日帰り登山はOKとなり、鳥取県民の私が日帰りの大山登山をすることに問題はなくなりました。ただし、ソーシャルディスタンスを守ることや、登山中でもマスクを着用することなどが求められており、それなりの注意を払う必要はありそうです。多少の迷いはありましたが、とりあえず登山者の少ない平日に行って様子を見ようと思い立ち、仕事が休みだった5月27日(水)に、今シーズン初の大山登山を試みました。


この日、南光河原から見上げる大山は、すっぽりと雲に包まれ、その姿を見ることはできません。


モンベル.jpg

スタートしたのは、午前8時45分。気温は16度でさほど低くないはずと思ったので、Tシャツと短パンで登りはじめました。しかしすぐに肌寒さを感じ、ザックから長袖のインナータイツをとりだして、これも身につけます。
5合目あたりに来ると、しだいに霧が濃くなりました。


5合目.jpg

8合目あたりからは、西側から吹き上げる寒風で体が急激に冷やされます。

8合目(マスクマン).jpg

頂上付近の視界は10mほど。山頂小屋の中には人の気配がありましたが、あえて3密に近づく必要もないので入ることはしませんでした。

山頂小屋(1回目).jpg

1回目の登山を終えて南光河原に下りてきたのが午前11時15分。所要時間は2時間30分でした。


南光河原(1回目).jpg

2度目の登山では、5合目あたりで時々日が射し、緑が鮮やかに輝いていることに気づきます。

緑が鮮やか.jpg


ダイセンミツバツツジもちょうど花盛り。

ダイセンミツバツツジ.jpg

午後1時過ぎに、2度目の山頂踏破です。相変わらずガスは濃いままでした。

大山山頂(2回目).jpg

南光河原へ帰り着いたのは午後2時10分で、所用時間は3時間弱。3度目の山頂へ向かうかどうか少し迷いましたが、日没までにはまだ時間があったので、登ることにします。

三回目へ.jpg

いつしか霧が晴れ、6合目に来た時は、1度目と2度目には見えなかった北壁を臨むことができました。

大山北壁.jpg

3度目の山頂では、移設工事中の山頂碑のあたりも見渡せましたが、50mほど手前から立入が禁止されているため、現状をつぶさに観察することはできません。

山頂(3回目).jpg

下山してトリプルを終えたのは午後5時30分過ぎで、3回目には3時間20分も要していました。

南光河原(3回目).jpg

ということで、この日は9時間近くも山で遊んでいたことになります。登山者数は、1度目のときで20人を切っていました。2度目の時も10数人に出会いましたが、そのうちの半数は、1度目にも姿を見た人たちです。3回目も10数人を見ましたが、やはりその半数は1度目か2度目に出会った人達でした。トータルの登山者は決して多くありませんが、今後は制限もいっそう緩和されるでしょうから、従来ほどではないにせよ、登山道にはしだいに賑わいが戻ってくることでしょう。
様子見の結果を踏まえ、私としては当分の間、大山登山は平日だけにしておこうと考えています。「山頂66回」という今シーズンの目標は、とりあえず棚上げにせざるをえません。



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posted by との at 21:56| 鳥取 ☁| Comment(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする