2011年07月18日

第31回皆生トライアスロン大会

7月17日の日曜日は、「第31回トライアスロン皆生大会」に参加しました。と言っても、選手としてではなくスタッフとしてです。

[スタッフTシャツ]
スタッフTシャツ.JPG

皆生大会は、国内初のトライアスロンとして1981年に始まりました。午前7時に皆生海岸をスタートし、2市3町1村をまたぐスイム3Km+バイク145Km+フルマラソンというコースを巡り、午後9時30分の関門時間までにゴールしなければならないという過酷な設定です。沿道のサポートや声援が盛んなことから、非常に人気の高い大会の一つです。これに出るには、1.5倍前後の競争率という選考に通る必要がありますが、トライアスリートならいつかは出たいと思うのも無理からぬことでしょう。
典型的なカナヅチであり、“走るしか能がない”私にとって、この大会への出場はまったく望むべくもありませんが、アスリートの端くれとして、頑張る選手の姿には感動します。

さて今回の私の役割は、バイクコースの途中にある県道交差点での交通整理です。選手はここから東へ10キロほど進み、折り返してきて今度はこの地点を西へと帰って行くことになります。ここには交通指導員1名とガードマンが2名、さらにメインの時間帯には警察官も配置されていました。交通指導のプロが揃っていることから、素人の私は、交差点を行きすぎる選手に、「がんばれー」とか「ファイト」と声をかけることが主な仕事となりました。

[往路]
往路.JPG

エイドのスタッフであれば、軽食や水分補給のために立ち寄っていく選手と、しばし会話をすることもできますが、ここではそんなことはありません。しかし、この地点の直前は、往路も復路も少し上り坂になっているため、ややスピードを落とした状態で来るので、選手の状態を、おおむね確認することはできます。日焼けした肩から腕にかけて噴き出している大量の汗や、ペダルを踏み続けるときのあえぐような息づかいに気づくこともとあります。

選手も後ろの方になると、制限時間に追われるようになります。バイク折り返し地点のエイドの制限時間が午後1時30分ですので、私のいる地点を1時以降に通過する選手は、しだいに関門通過が難しくなります。そんな選手に、「がんばれ」と声をかけると、「ありがとう」とか「もう無理かも・・・」と応えながら、一心にペダルを踏んで駆け抜けていきました。

[復路]
復路.JPG

午後1時15分を過ぎて往路を来る選手が途絶えましたが、1時30分近くになったとき、1台のバイクの姿が最後尾車とともに現れました。そのとき、後尾車がスッとこれを抜き去り、私たちのいる交差点に来ました。
スタッフが車から降りてきて、「ここで止めさせます」と言いました。やってきたのは女性の選手でした。次のエイドでの関門時間である1時30分が、この地点ですでに到達してしまったのです。

収容車が来るまで待機するように命じられたその選手は、ゼッケンをはずし、さばさばとしたようすで指示にしたがっていました。表情からは、悔しさではなく、力を出し切った満足感が読み取れました。

止められた選手.JPG

この日の任務を終え、午後3時半頃に帰宅してテレビをつけると、東山陸上競技場へトップでゴールインした選手がインタビューを受けているところでした。それに続き、次々と帰ってくる選手や、迎える仲間や家族たちの喜びの表情が映し出されていました。
テレビの中継は終わっても、ゴールの最終関門時間である午後9時30分時まで、この光景は繰り広げられたはずです。

好記録でのゴールや完走は、もちろん素晴らしいことですが、関門通過は無理と分かりながらも、最後まで諦めなることなくペダルを踏み続けたあの女性選手を含め、力を尽くしたすべてのアスリートたちを、心から賞賛したいと思います。
posted by との at 12:42| 鳥取 ☁| Comment(3) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
スタッフ、お疲れさまでした。

ラン友2名が参加しました。
2人とも、めでたく完走です。
以前この大会のことを聞いたときは驚きました。
バイクの後って足が重くてランは辛いですよね。なのに、フルを走るとは。

僕も泳げませんのでトライアスロンは無縁です。
別のラン友はトライアスロンに出たいがため、スイミングスクールに通ってました。
Posted by 走る調律師レオ at 2011年07月21日 23:18
「ウエットスーツを着てると浮くので、泳げなくても大丈夫だ」と言われて、その気になりかけたことが二度ほどあります。
でも、走る大会だけでも出たいのがいっぱいあって体が足りないほどなので、やっぱりやめることにしました。泳ぐ時間があったら、走ります。
ところでレオさん、スーザフォン担いでたら浮くんじゃない?
そんなことないか(笑)。

Posted by との at 2011年07月23日 10:44
先日は猛暑の中ボランティアお疲れ様でした!!

沿道からの声援は本当にありがたいものです。

お陰でバイクを余裕を持って終了してランに入ることが出来ました!

境港の手前で熱中症になり最後はヘロヘロでゴールしました。

しまなみに続き暑さに弱い自分を露呈しました。。。。。。。。

四万十は落選したので村岡に2度目の挑戦です。
Posted by 一反もめん at 2011年07月25日 21:55
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