2012年08月15日

炎天下の2時間走臨床研究ランニング

8月12日(日)は、「炎天下の2時間走臨床研究ランニング」へ参加しました。

でも本当のことを言えば、決してこんな名前の大会があったわけではありません。今日のブログのタイトルに使うため、私が勝手につけたものです。
実は、私の仮装ラン仲間であり、トライアスリートでもあるNさんは、倉吉市にあるT病院の内科部長さんです。
そのN医師が、主にトライアスリートとしての日々の雑感を掲載しているブログ『持久自足な生活』に、7月下旬、下記のコメントが載りました。

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【ブログ 『持久自足な生活』 からの引用】
炎天下で2時間走ったら人の体にどのような影響があるのかという研究が、昨日院内の倫理審査委員会を通過いたしました。
これは炎天下で2時間走を行い、その前後で各種検査結果を比較し、どのような変化が生じるかを検討するものです・・・(以下略)。
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他ならぬN医師の研究です。生身の体の“献体”なら、「勘弁してよ」となるのですが、“検体”くらいなら、喜んで協力しようと思いました。さっそく、メールで協力の意思を伝えました。

さて、迎えた当日は、うす曇りながら気温36度で湿度も高く、この“人体実験”ともいうべき臨床研究を決行する条件を、十分に満たしているようでした。
正午少し前、会場に隣接した倉吉スポーツセンターの一室に集まったモルモットは、私を含め14匹・・・いや14人で、トライアスロン愛好者のグループである「石川道場」のメンバーが中心でした。
私はそのメンバーではありませんでしたが、12月にあった「船上山GOGO駅伝」では、これに仮装チームを組んで参加したN医師などの誘いにより、直後におこなわれた石川道場の忘年会にも出ていました。そこで結構目立ってしまったため、たいていの人は私のことを覚えてくれていたようです。

[説明会場]
説明会場.JPG

はじめにN医師から、研究の趣旨やこの日の実験計画について概要の説明がありました。続いて研究同意書へサインしたあと、T病院の看護士さんたちにより、身長・体重・血圧測定、採血、採尿が手際よくおこなわれます。さらに専用の機器に繋がれ、筋肉量や体脂肪率なども測定されました。

[事前検査]
事前検査.JPG

それから陸上競技場のトラックに移動し、午後1時から走り始めました。
14人のランナーは、「15分おきに体重測定をして減少した体重分の給水をおこなう群」と、「自分の感覚で自由に給水をする群」に、くじ引きで分けられました。私は前者のグループです。

ランのペースは各自に任されていますが、「十分に余裕をもって、最後まで走りきれるペースで」という指示がなされていました。
日陰もないトラックなので無理はできません。私の場合は、走り始めた感覚で、1周400メートルのトラックを、基本的には15分間で6周することにしましたが、これを4クール繰り返すごとにプラス1周しました。これだと1時間でちょうど10キロ。2時間で20キロということになります。
もちろん競争ではないので、無理な走りをしている人はいませんが、速いペースの人には何度か追い抜かれました。

[トラックを周回]
トラックを周回.JPG

さて、走り始めて30分くらいまでは、発汗量と給水量がさほど変らないようで、体重減少も小幅でした。しかし、それを過ぎた頃から、体重の減が顕著になり、1時間たった頃には1.5キロくらい減っていました。
しかし、給水は強制的ではなかったので、体が求める量だけ補給していきました。終盤には一度、15分毎の体重測定時に併せておこなうはずの水分補給を忘れてしまったこともあり、結局、ラン終了後は2.5キロ減少していました。
ウルトラマラソンでは、大幅な時は4キロから5キロくらい減少することも何度か経験しているので、これくらいの減少は、特に意外なものではありません。

[テントで給水]
テントで給水.JPG

計算どおり2時間でちょうど20キロを走り、あらためて体重と血圧測定、採血、採尿がおこなわれ、この日の役割を終えました。

[事後の採血]
事後の採血.JPG

その後は、湯梨浜町の温泉で汗を流し、夕方からは倉吉駅近くの居酒屋でおこなわれたT医師主催の納涼会へ参加しました。
なんと、この日モルモットとなったランナーたちには、食べ放題飲み放題のコースが無料で用意されていました。
石川道場のメンバーやT病院の看護士さんたちとも楽しく食べて飲んで、そして語りました。
そのうちに、メンバーの一人のYさんが、「とのさんも、いま石川道場に入会されました〜〜!」と大声で宣言し、一同からは拍手と歓声。
あれあれ、いつのまにやら・・・そうなの? まあいいか・・・と、酔った私は、気持ちよく成り行きに身を任せました。

[納涼会]
慰労会.JPG

それにしてもこんな、趣味と実益を兼ねた文字どおりの“美味しい企画”なら、これからも大歓迎です。
そうだ、N先生にさっそく提案しよう。「この次は、寒風吹きすさぶ12月の山陰海岸2時間走臨床研究ランニングはいかでしょうか」と。
そうそう、忘年会を兼ねた慰労会はカニ鍋なんかいいと思いますが・・・なんてこともね。
でも、こんなにずうずうしい私には、近いうちに石川道場から除名宣告があるのかなあ?


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posted by との at 22:55| 鳥取 ☀| Comment(4) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
先日は危険な研究への御参加ありがとうございました
そして石川道場へようこそです

今回の研究が事故無く終えられてまずはホッとしております
これからもこういう研究をいろいろやっていけたらと思ってますので、
是非またご参加下さい

冬のデータも見たことがないので、今後検討してみたいと思います
お楽しみに〜
Posted by 38歳内科医 at 2012年08月16日 13:05
> 冬のデータも見たことがないので、今後検討・・・

ほんとですか〜?!
うれしいような、こわいような・・・リンダみたいな気持ちです。
合点承知之介ですが、寒中水泳だけはくれぐれもご勘弁を。なにせこちとら、筋金入りの金槌ですから。

Posted by との at 2012年08月16日 21:33
人体実験ランニング! 相変わらず、おもしろいのに参加されておられますね〜。

石川道場に入門おめでとうございます。
とのさんも、あの、めだつユニフォームを着て走ることになるんでしょうか?
また一つひやかしのネタができそうで、楽しみです。
Posted by やまもと at 2012年08月21日 15:03
やまもとさん

毎日とっても暑いので、ひやかしてもらったら嬉しいです。
Posted by との at 2012年08月21日 19:54
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