2月28日は、「世界遺産 姫路城マラソン2016」に参加しました。
距離はフルで、姫路城そばの大手前通りからスタートします。しばらく市街地を走ったのちに、夢前川沿いに田園や山々の続く郊外を進んでから折り返し、最後は姫路城三の丸広場へゴール。
その間の変化に富むコースロケーションは抜群で、特に、天守閣の大修理を昨年終えたばかりの姫路城の荘厳で端正なたたずまいには、圧倒される感じさえしました。
スタートは午前9時。薄い雲の間から時折、柔らかな日射しが差していました。6,000人のランナーが姫路城を背に、その時を待ちます。
そしてスタート。沿道にはたくさんの人がつめかけ、旗や応援棒をもって応援してくれていました。
しかしやけに体が重い。やはり「走った距離は裏切らない」、いやいや「走らぬ私は走れない」ということなのでしょう。このひと月あまりの走り込み不足を、痛感せざるをえません。
5キロも行くと大きなビルは少なくなり、沿道には商店や住宅が多くなります。さらに進み、夢前町に入るころには田畑が多くなって、行く手には幾つもの小山が連なる風景に変わりました。
スタートしてからこの間、微妙に上り基調ではありますが、15キロ走って70メートル標高が上がる程度なので、たいしたものではありません。
沿道の人の姿も少なくなってきましたが、ランナーを退屈させない工夫が随所に見られました。
例えば、コース脇の田圃に上げられた大きなバルーン。これはだいぶ手前から見えており、「もしかしたら、応援のバルーンかなあ?」と思いながら走ってきたら、やはりそうでした。
例えば案山子。たぶん近くの集落の方が、応援の人手不足をおぎなうために作ってくださったのでしょう。これは楽しめました。
もちろん、人だっていないわけではありません。特設のステージで、踊って応援してくださる皆さんの姿もありました。
さて、中間点に来た時のタイムは1時間56分。相変わらずスピードが乗ってくる気配はないので、「サブ4危うし」と思いました。
そうして25キロ地点あたりに来たとき、後方から来た大きな集団に突然飲み込まれました。それは、4時間のペースセッターに率いられたランナーたちだったのです。
これにはちょっと慌てましたが、なんとか食らいついていき、4時間以内でゴールしたいと思いました。しかし、それから3キロくらいは合わせたものの、やや無理があったのか、そこから突然のペースダウン。力が“フニュー”と抜けてしまったのです。
復活を期し、しばらくローギアで走りながら、エイドにあった白いパンを一つ手にしました。それは、手のひらほどの小さなサイズのものでした。口に入れるともちもちし、米粉パンの感触です。
しかし、なんということでしょう。これをうまく飲み込めず、一部が食道の途中にとどまってしまったのです。すでに体の水分が不足し、唾液が十分に出てこないからなのでしょう。
「困った。ビンチだ」と焦りました。
沿道で応援する人の中に、ペットボトルの水を持っている人がいました。「ください」と言えばもらえたかもしれませんが、奥ゆかしい私には言い出す勇気がなく、そのまま走りすぎました。
それからしばらくは、「水、水を・・・」と心の中でつぶやきながら、あえぐように走る哀れな私でありました。
するとそのとき地獄に仏。紙カップでお茶を出してくださっている私設エイドがあったのです。ありがたくこれをいただきました。
それでもまだスッキリしませんでしたが、さらに行ったところに、今度はコーラを用意してくださる人がありました。迷わずこれもいただいたところで、ようやく喉が全面開通しました。
そんなことをしている間に、だいぶ遅れをとってしまった私です。が、なっ、なんということでしょう! 数分後に突然、とつぜんパワーがみなぎってきたのです。おそらく、白い米粉パンとお茶とコーラが、遅ればせながら私の胃の中で見事に融合し、一気に走りのエネルギーへと変わったのでありましょう。
こう分析した私は、「いまから行くぞ〜〜!」と、がぜんピッチを上げました。
そうして、35キロ地点の通過は3時間20分。残り7.2キロを40分で走ることは、「微妙だが不可能ではない」と、その時は思いました。
ところが、なっ、なっ、な、なんということでありましょう。直後に再び急激なペースダウン。どうやら米粉パン・お茶・コーラの最強ブレンドによるパワーは、5キロも持たないものだったようです。あれ〜〜〜。
というわけで、以降の詳細は省略。4時間のラインをあっさりと越え、ぐうの音も出ないまま、美しい姫路城のゴールへと向かっていく私でありました。
(私の記録)
グロスタイム 4時間08分02秒
ネットタイム 4時間07分54秒
順 位 1860位(男子)
2073位(男女総合)
69位(男子60歳代)
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ラベル:フル
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姫路マラソン完走お疲れ様でした
サブ4を狙っていて
ペースダウンで、4時間のペーサーに抜かれると
「弱り目に祟り目」
気力的にガクッっときます
それでも、並走を3キロされごRUN心を感じました
3年前の東京マラソンの時は、34キロ地点で4時間のペーサーに抜かれ、一気に置いていかれました。
あの時に比べると今回はかなり早い段階だったので、お見込みのとおり、「こりゃダメだ!」とガクッときたのは確かです。
いずれにしても、トレーニングで距離を積んでいなければ、いい結果はでないということのようです (ノ△・。)