2016年06月03日

第1回ひろしま恐羅漢トレイル



5月29日(日)は、「第1回ひろしま恐羅漢トレイルin安芸大田」に参加しました。
結果は玉砕。残念ながら今の膝の状態でトレイルランは無理だと、認めざるをえません。



2月末に右膝を痛めたものの、3月にフルを1本、4月にはウルトラ2本とフル1本、そして5月にもウルトラとハーフをそれぞれ1本、いずれも「痛いようならリタイア」という“お試しラン”の位置づけながら大きなトラブルなく完走。とはいえ、急な下りにはまだ不安がありました。

そんな中での今年の初トレイルは、距離64キロ、累積標高差4,100mのエキスパートコース。ややハード過ぎることはわかっていましたが、無理に完走を狙うのではなく、これもリハビリランとして“足慣らし”ができればいいと考えていました。それにしても・・・。

エキスパートコースは、Aループ27キロ、Bループ27キロ、Cループ10キロ3つのパーツに分かれており、それぞれ関門が設けられています。

午前5時、まだ薄暗い恐羅漢スノーパークから、出走した428人のランナーの最後尾につけた私は、ゆっくりとスタートを切りました。

羅漢スノーパークからスタート.jpg

すぐに森の中へ入っていきます。

森の中を行く(6時29分).jpg

序盤は上りも下りもさほど大きなものではなく、比較的走りやすいコースです。しかし、私のペースは上がらず、最後尾から抜け出せそうにありません。

走れ(6時50分).jpg

この日は、昼頃から雨天に変わる予報でしたが、スタート後間もなく霧のような雨が降ったり止んだりを繰り返していました。走りにはまったく問題ない程度ですが視界は悪く、高岳から見晴らせるはずだった恐羅漢の山々を臨むことはできませんでした。



[高岳は小雨(7時12分・12.8キロ)]
高岳は小雨(7時12分・12.8キロ)2.jpg

16キロ地点のエイドステーションに到着したのが7時49分。Aループの残りは11キロで、関門の10時30分には間に合うでしょうが、さほど余裕があるようには思えません。

[エイドステーション(7時49分・16キロ)]
エイドステーション(7時49分・16キロ).jpg

しかし、以降もピッチはあがっていきません。


あいかわらず足は上がらない(8時37分・約19キロ).jpg

しかも、Aループ終盤には渓谷があり、曲げ伸ばしがが思うようにならない右膝で岩を乗り越えることはかなり苦痛を伴い、そのダメージがしだいに蓄積されていきました。


渓谷(9時38分).jpg

さらに、恐羅漢スノーパークを目の前にしながらキャンプ場に迷い込んでしまいました。このコースアウトでロスした時間はわずか数分でしたが、気持ちが折れたことは確かです。

Aループの関門時刻は10時30分ですが、ここへのゴールが10時17分。このあとのBループの距離はAループと同じ27キロ。関門時刻は16時30分なので、Aループより30分長い6時間の関門時間ですが、「急登と激下りの連続」と聞いていたので、ここまでに1時間くらいは余裕を作っておかないと、時間内完走は難しいだろうと思っていました。
早くも赤信号の点滅です。
それでもここでリタイアする理由はないので、エイドのおにぎりやお菓子をいただいてから、「行けるところまでは行こう」とコースへ出ていきました。

Aループのゴール(10時17分・27キロ).jpg

この直後から、雨が断続的に降るようになりました。しばらくは濡れるままにしていましたが、体の冷えを感じはじめたので、レインウェアを着込みました。

雨に打たれる(11時51分・約32キロ).jpg

恐羅漢山頂を経て、これに続く旧羅漢山を登るあたりはまだよかったのですが、このあと急な下りに入りました。もともと下りは苦手なのですが、右膝に体重をかけての着地では痛みがあり、歩かざるをえない場面が多くなりました。

[恐羅漢山頂(12時2分・約32.5キロ)]
恐羅漢山頂(12時2分・約32.5キロ).jpg

さらに、足場の悪い渓谷に入りますが、スムーズに動かない右膝では石や倒木を避ける動作に難があり、どんどんピッチを落とします。

谷川を進む(13時27分・約36キロ).jpg

それに加えて登山道は雨でグチャグチャになり、次の一歩をどこに降ろすかさえ、迷ってしまうような状態になりました。

登山道はドロドロ.jpg

40キロあたりからの激坂は、わずか3キロの間に600メートルも下るものでした。しかも滑りやすい粘土質の路面のため、走るどころか歩くことさえままならず、転倒の続出です。

滑って下れない(14時22分・約40キロ).jpg


もはやこれまで。私は前後のランナーが皆そうしているように、この激坂をそろりそろりと、亀のように遅いペースで降りていくしかありませんでした。

おずおずと下る(15時31分).jpg

こうしてBループの関門どころか、その9キロ手前にある那須集落のエイドステーションの直前で、関門時刻の16時30分を迎えてしまいました。

那須集落(16時36分・45キロ).jpg

那須集落のエイド脇にある使い川に膝まで浸かり、泥だらけになったシューズを洗いながら、「これは、トレイルからは足を洗えという神の啓示か?」と、自問する私でありました。


泥だらけの足を洗う.jpg

さて、参加を予定している次のトレイルレースは8月。これを今年の大きな目標としてきたのですが、いまの右膝の状態ではとうてい完走は無理です。
フルやウルトラが走れるところまで改善していたことから、整形外科での治療は「これで様子をみましょう」ということでしばらく中断していました。しかし今週、あらためてそのドアを叩きました。
「トレイルの下りも走れるようになりたい」と言う私に、日本体育協会公認スポーツドクターである医師の答えは、「下りを走るのは難しいかもしれないね。治るかもしれないが、断言はできない」というもの。

絶体絶命のピンチです。


(私の記録)
タ イ ム (Aループ)5時間17分45秒
順   位 (Aループ)407位/428人(出走数)

完 走 率 (Aループ)98.6%(422/428人)

      (Bループ)60.7%

      (Cループ)13.3%


 

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タグ:トレイル
posted by との at 18:46| 鳥取 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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