2016年09月05日

UTMB2016(その2:シャピューからクールマイヨールまで)


シャピューを出ると、セーニュ峠まで1000メートル近く標高を上げていきます。
ずっと上りなので、走れるところはあまりありません。黙々と、我慢のウォークが続きます。


セーニュ峠への登り(27日5時21分).jpg

午前6時近く、ふと気がつくと、ほとんどののランナーはジャケットを着込んでいました。私は、スタートしたときと同じTシャツ1枚。そろそろ寒さに耐えられなくなっていたのですが、間もなく夜が明けて陽が差すだろうと思ったので、あえてそのまま行くことにしました。

ただここで例の右膝に、そして左足の裏にも痛みを感じはじめていました。右膝の痛みはわずかで、「それがどうした」というくらいのレベルでした。むしろ、足裏の痛みの方が、「もし水ぶくれができかけているなら怖い」と思いました。

ここで道の脇に腰を下ろし、右膝の対策のために今回初めて用意したロキソニンを1錠服用。
ロキソニンはこの後、足の裏の痛みの対策として午後にも1錠服用しましたが、右膝に関しては意外にも最後まで、痛みが再発することはありませんでした。

セーニュ峠の夜明けは近い(27日6時18分).jpg

そして27日の午前6時38分に、標高2502メートルのセーニュ峠に到着。ここで国境を越え、イタリアに入ります。


セーニュ峠(27日6時38分).jpg

峠を越えた眼下には、見事な雲海。

雲海に向かって(27日6時43分).jpg

峠を下って行く途中に、とってもメルヘンチックな小屋が。まるで絵画のようでした。


[ ↓ 高画質のデータを置いています。クリックしてご覧ください]


小屋(27日6時51分)大.jpg

夜明けの山肌も、とても奇麗でした。

朝の山肌(27日6時52分).jpg

この下りを終えると、次はカルカイレス峠に向かうことなります。
朝日が山の各所を照らしはじめ、目の前の風景が、矢継ぎ早にその色を変えていきます。


カルカイルス峠を目指す1(27日6時59分).jpg

カルカイルス峠を目指す2(27日7時9分).jpg

カルカイレス峠では、残雪の上も歩きました。



カルカイルス峠を目指す3(27日7時17分).jpg

この峠の下りは、ガラガラの岩場から始ります。

カルカイルス峠の下り(27日7時40分).jpg

それでも、それを過ぎれば久々に走れる下り。ゆっくりながら、次のエイドを目指します。

カルカイルス峠の下り(27日7時52分).jpg

第5関門のコンバル湖には、ほぼ想定どおりの午前8時25分に到着です。

(27日8時24分・コンバル湖エイド).jpg

この後は、しばらくコンバル湿原の平地を進みます。疲れがたまってきたのか、多くのランナーがそうしているように、私もここをとぼとぼと歩いてしまいました。

コンバル湖から(27日8時42分).jpg

そして、前半の最後の山場となるファボレ山への上りに入ります。アルプスの山々に抱かれながら、山頂を目指しました。

ファボレ山の登り(27日9時28分).jpg

360度の眺望が広がる山頂は、標高2417メートル。多くのランナーが記念撮影に興じていました。

ファボレ山の山頂(27日9時38分).jpg

ここからクールマイヨールまでは、わずか9キロほどの間に1200メートルも一気に標高を下げます。脚はだいぶへたっていたので、よちよちとした走りで降りていきます。



ファボレ山を下る(27日9時41分).jpg

下りを終えて、クールマイヨールの街が見えてきました。街の人たちの「アレアレ」、「ブラボー!」の声援に、「メルシー!」と応えながら進みました。

クールマイヨールの街が見えた.jpg

街中は迷いやすいと聞いていたので、前を行くランナーを見失わないよう、頑張って着いて行きます。

クールマイヨールの街中.jpg

こうして第6関門のクールマイヨールへ、午前11時24分に到着しました。想定より10分ほど早いタイムです。このエイドが79キロ地点なので、全コースの半分近く来たことになります。このレースは、前半の関門タイムが厳しいと聞いていたので、ここまでは、でき過ぎの展開と言えます。
エイド外壁はガラスの大窓。それを通して見えるアルプスの山々が、輝きを放っているように見えました。

クールマイヨールのエイドからアルプスが見える.jpg

しかし、後半への不安が少し生じていました。食べものを、受け付けなくなりつつあったのです。
食べられなくなれば終わりなので、エイドでは抵抗の少ないバナナやフランスパンを少しずつでもつまむようにしていました。しかし、しだいに胸がむかつきはじめ、それらにも手が出なくなっていました。
ここでも何もほしくなかったのですが、「食べるのもレースのうち」と考えてスープと、初めてマカロニスパゲッティーをもらいました。皿一杯に盛られたスパゲッティーは、とても食べ切れないと思ったのですが、時間をかけてどうにか完食しました。

スープとマカロニ.jpg

そして、正午丁度にここをリスタート。

ここの関門は、出発時刻で13時15分となっています。1時間15分の余裕を持って、後半戦へ入っていきました。


(その1)へ戻る → http://t-tono.seesaa.net/article/441588063.html
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posted by との at 12:06| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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