2020年10月17日

からすてんぐ100(1/2)


先週末の10月9日(金)午後10時9分から11日(日)の同時刻にかけて、松江市の「かんべの里」を会場に行われた100マイルのトレイルランニング大会『からすてんぐ100』に参加しました。
これは、島根県出雲市を拠点とするトレイルガイドチーム「HITOYAMA」さんが主催するイベントで、今回初めで開催されたものです。会場のかんべの里は、出雲地方の歴史や文化を学ぶことができる場所として整備されており、民話館と工芸館の施設を有します。今回の大会では、これに隣接する広さ18haの「自然の森」にあるトレイルコースが使われました。
なお、この一角にある「てんぐの森」というスペースがスタート会場になりますが、その入口には黒い木彫りのからすてんぐのオブジェが設置されています。今回の大会名は、これらにちなんだものなのでしょう。

からすてんぐモニュメント - 1.jpeg

さて、この大会では1周1.5kmでトレイル率100%のコースを時計回りに周回します。これを109回繰り返すので総距離163.5Km、獲得標高は約9,600mにもなります。なお、制限時間は48時間です。
私は今までに100マイルのトレイルレースを4回完走していますが、周回のものは初めてでした。短い間隔でエイドを使えるので補給に不自由がなく安心感もありますが反面、その都度リタイアの誘惑を振り切る強い意志を持続できるかが心配でもありました。

マップ.jpeg

さて、オンライン中継された厳正なる抽選をくぐり抜け、めでたくエントリーを許されたランナーはわずか19人。「10月9日」「10時9分」「109周」「19人」と、ことごとく「109」もしくは「19」にこだわる理由は、大会名の「てんぐ」に掛けたものであることは言うまでもありません。
ちなみに、10月9日が誕生日で「大山カラス天狗」の化身を自認する私こそ、この大会に最も相応しい参加者であると内心密かに思っていました。ところがなんとこの集団の中には、この日がバースデーのランナーが他にも男女一人ずついたのです。わずか19人の参加者のうち3人もが「てんぐ」とは、まさに奇跡的な確率と言わざるをえません。その事実を知った時、かんべの里のからすてんぐの高笑いが聞こえてくるようでした。この時点ですでに、我々はからすてんぐの術中にはまっていたに違いありません。



集合写真 - 1.jpeg

ということで、かんべの里のてんぐに見込まれた19人のランナー達は、10月9日の午後10時9分に予定通りスタートし、からすてんぐが潜む森へおずおずと入っていきました。

山へ入る - 1.jpeg


10月の夜間走はさぞかし冷え込むだろうと予想し、長袖のウェアを着ていたのですが、走りはじめたら意外にも暑さを感じます。他のランナーを見ると、長袖と半袖Tシャツが半々くらい。私は2周ほどしたところで上を脱ぎ、アンダーウェアだけになりました。時折り霧雨が降りましたが気になるほどではなく、漆黒の暗闇の中をヘッドライトの明かりを頼りに、登りと下りのランを黙々と繰り返します。

夜間走1 - 1 (1).jpeg

1.5キロの周回コースに19人という人数は、もう少し多くても走る分には問題はなさそうです。ただし、出発地点となる広場のさほど広くないエリアに、エイドや仮眠テント、食事用のテーブルや椅子がほとんどスペース的な余裕なく配置されているのを見ると、これがぎりぎりの規模であることがわかります。
ちなみにエイドは、一人当たり幅15cm×奥行き1mほどのスペースが用意され、ここに自分で用意した食糧や飲みものを自由に置く事ができます。さらに主催者が水やコーラ、菓子や果物なども適時提供してくれるので、非常に助かりました。

エイド - 1 (1).jpeg

さて、こうして一晩走り続けた私たちに、午前7時になると朝食が提供されます。この時のメニューはからすてんぐ豚汁。なおこの後も、「からすてんぐスパイスカレー」「石窯からすてんぐピザ」「からすてんぐおにぎり」「からすてんぐうどん」など、趣向を凝らした食事が三度さんど用意されました。いずれも、お世辞ではなくとっても美味しくて、食事タイムが待ち遠しくなるほどでした。

豚汁 - 1.jpeg



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posted by との at 19:56| 鳥取 ☁| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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