2021年02月11日

ほぼフルマラソン練習会



走友のナース昌子さんからラインで、「7日は何か予定が有りますか? 8時半、大和公園集合。9時スタートでフルマラソンを走る会をやります。ペースは各々。4時間〜6時間くらい」とのお誘いがありました。
フルは昨年2月の「熊本城マラソン」に出たのが最後です。この間、フル以上の距離を走ることも時々ありましたが、いずれものんびりゆっくりのジョグばかり。練習っぽく走れる機会は願ってもないことなので、迷わず参加を決めました。
ということで、2月7日(日)はいそいそと淀江町の大和公園へ。そこには昨年の10月に「大山グルリンパ」で一緒に走ったランナーなど、20名あまりが集まっていました。

集合写真 - 1.jpeg

さて私のフルの記録は、1年前の「熊本城マラソン」が4時間24分で、その2か月前の「大阪マラソン」が4時間34分と、このところさっぱり振るいません。なのでこの日は、「5時間くらいで走れば上等」と思っていました。
ところがここで、リーダーのナース昌子さんが、往路のみキロ5分半とキロ6分のペースランナーを指名。あろうことか私に、「キロ6分ペーサー」の白羽の矢が立ちます。

コース説明 - 1.jpeg

復路は自由走ですが、少なくとも往路は想定していた5時間ペースでは間に合いません。ちょっぴり緊張感を持ってのスタートとなりました。

スタート直後 - 1.jpeg

コースは、まず大和公園を出てから東へ向かい、畑地の中の3キロほどを左、左、左と折れる形で進み、いったん公園の前に戻ります。その後は西進して日野川を超え、皆生海岸から「白砂青松の弓ヶ浜サイクリングコース」に入ってこれを進み、夢みなと公園で折り返すというもの。ナース昌子さんの説明では、「だいたいフルマラソンくらいの距離だと思う」とのことでした。
さて、前を行くキロ5分半のペーサーには、6人か7人のランナーがついていきます。スタート直後は抑え気味だったその集団は、畑地の途中からしだいにペースを上げていき、日野川を渡ったあたりで視界から消えました。一方、キロ6分の私に併走しているのは、私と同じ大山町のKさんのみ。他に誰かついてこないかと振り返ってみましたが、後続のランナーたちはかなり離れてしまったようで、その姿は見えません。どうやらこのペーサーは、よほど人気がないようです。


Kさん - 1.jpeg

サイクリングコースに入ると、左手には皆生の温泉街。その中でひときわ偉容を誇っているのは、松の緑の先にある温泉旅館「華水亭」の建物です。そういえば30年ほど前、職場の忘年会でここに泊まったことがあります。大広間の宴会でしこたま飲んで食った後は、館内のバーに繰り出すと歌って踊って大騒ぎの二次会。さらには露天風呂付きの豪華な部屋に帰ると、車座になっての三次会でとどめ打ち。当然の報いですが翌朝は、頭が割れそうなほどの二日酔いで起き上がることができませんでした。
思い起こせば本当に、あのころ私はバカだった。いや元へ、今はそんなに飲まないものの相も変わらずバカなので、「あのころ私は“若かった”」と言い直しましょう。


華水亭 - 1.jpeg

さて、そんな思い出にふけっているうちに10キロ地点へ到着です。タイムはちょうど1時間。ペースランナーの役割を、きっちり果たしています。

10キロ地点 - 1.jpeg

この日は仲間のスタッフが2台の車で移動しながら、5キロおきくらいにエイドを設営してくれていました。ありがたいことです。

エイド - 1.jpeg

12キロあたりで、3人のランナーに追いつきました。キロ5分半のグループから脱落してきたメンバーかと思い、追い抜くときに「ボクはキロ6分のペースランナーです」と言ったら。「私たちはキロ7分くらいなので、6分は無理です」と、笑顔で返されました。
キロ7分のランナーたちをここで追い抜くのは解せませんでしたが、たぶんはじめの「畑地3キログルリ」をカットしたのだろうと推測しました。

7キロペースのランナーたち - 1.jpeg

20キロ地点のタイムは、2時間。ペースランナーの役割は、まだ果たせています。



20キロ地点 - 1.jpeg

すでに夢みなとタワーも視界に入ってきた21キロ地点あたりにも、エイドが設置されていました。私が到着したとき、キロ5分半のグループが出て行こうとしていました。ここで追いつくとは思っていなかった私は、彼らのペースが落ちたのかと一瞬思いました。しかし、どうやらそうではなかったようです。私はエイドに寄ってもごく短い時間で出ていきますが、彼らは走りはハイペース、かつエイドでの補給は時間をかけてしっかりおこなうというパターンだったのです。
その証拠に、私がお茶を飲んでリスタートした時に50mほどだったその間隔は、見る見るうちに80m、100mと広がっていきました。


エイド2 - 1.jpeg


この後は強まってきた向かい風に押されて少しタイムを落としたり、その遅れを取り戻そうとピッチを上げたりと、ややペースを乱してしまいます。
それでもほどなく、路面に描かれていたサイクリングロードの案内にしたがって国道を右折して夢みなと公園に入りました。しかし、どうやらこれはコースミスだったようで、このすぐ先にあったエイドに、5分半のグループが反対方向から同時に入ってくるという珍事が起きます。ショートカットは故意ではありませんでしたが、広場をグルリと1周する100mほどのペナルティーを自分に課しました。しかしこれでは、少し足りていなかったと思います。
ところで、ここまでの22.5キロのタイムは2時間15分で、ちょうどキロ6分のペース。とりあえず、与えられたミッションを無事に完遂した私は、やれやれと胸をなで下ろしたのであります。


折り返し地点のエイド - 1.jpeg

折り返し地点となるこのエイドでは、パンやコーラをいただきながら5分ほど休憩したので、リスタート時点のタイムは2時間20分。5分半のグループに付いていくことは到底無理ですが、せっかく往路でキロ6分を刻んできたので、自由走になる復路の約20キロはキロ6分半くらいで走り、4時間30分切りのゴールを目指すことにしました。


復路をスタート - 1.jpeg


30キロ地点のタイムは、3時間6分。後半で少し落ちてきてはいますが、追い風にも助けられ、まだキロ6分ちょいのペースで走れています。よしよし。

30キロ地点 - 1.jpeg

しかし、そう思ったのも束の間。いわゆる「30キロのなんとか」というやつでしょうか、この直後から1キロ毎に、トン、ドン、バン!・・・と、次々と壁がぶち当たってきます。これではマラソンではなく、まるで障害物競争です(かなり誇張した表現なので、真に受けないでください)。

気が付けば、ペースはいつしかキロ7分前後に落ちていました。どんよりと、鉛のように重そうな色の空。それをそのまま写したような、冬の日本海。なんだか気持ちも沈んできます。

冬の日本海 - 1.jpeg

とその時、2キロほど先の皆生海岸の空に、大きな凧のようなものがいくつも空に浮かんでいるのが見えました。そしてさらに近づいた時、それらはクジラやイカなど、海洋生物の形をしたバルーンだとわかりました。


クジラ - 1.jpeg

マンタがいる、タコもいる、あれはクラゲか? すごい、すげえ、スゴー!
童心に帰った私はコースを外れ、思わず海岸の砂浜に駆け下りて、カメラのシャッターをバチバチ押しまくっていました。

砂浜へ降りる - 1.jpeg

しばらく後、我に帰った私は防波堤の階段を登りコースへ復帰します。とその時、往路でペーサーの私に並走してくれた唯一のランナーであるKさんが、その視線をチラリとこちらへ向けながら、海岸のサイクリングロードを駆け抜けていくのが見えます。Kさんに、「ボクのペースランナーになってください」と懇願しようかと思いましたが、すでに終わってしまった私の足では付いて行けそうもないのでやめておきました。
ここからゴールまでの5キロほどは、もはや走りと言えるようなものではありません。“とぼとぼ”というか“よぼよぼ”というか、おそらく傍目には相当情けない姿にうつっていたことでしょう(決して誇張ではありません)。
ということで結局、タイムは4時間37分。「終盤に必ずつぶれる」という永遠の課題を再認識できたことが、大きな収穫でありました。
ちなみに距離は、Garminの計測で42.00Km、Stravaでは42.18Kmと、ほぼフルマラソンでありました。

[この日のログ(by Garmin)]
ログ 20210207.jpg



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posted by との at 08:15| 鳥取 ☀| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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