2021年03月12日

2021 出雲くにびきミニマラソン大会


3月7日(日)は、出雲市で開催された「2021 出雲くにびきミニマラソン大会」の10Km部門へ参加しました。
「出雲くにびきマラソン大会」は例年、ハーフ、10km、5km、3km、1.5kmの5部門に3,000人以上のランナーが参加して開催されています。しかし、昨年はコロナで中止。今年も通常の形での実施は見送られましたが、代わりに規模を縮小し、「ミニマラソン大会」として開催されたものです。定員は私の出た10Km部門が500人で、全体でも1000人と、例年の3分の1に絞られました。参加対象は島根と鳥取県民限定でしたが、エントリー開始日に早々と定員に達したようです。
この時期、ほとんどの大会が中止かオンライン大会での開催となる中、リアル大会は極めて希少。正直言って直前まで、「本当に開催されるのだろうか?」と疑っていた私です。


会場 - 1.jpeg

さて、今回の大会はコロナ感染防止のため、様々な対策がとられていました。会場へは大会関係者以外は入れず、サーマルカメラによる検温、手指消毒の徹底はもとより、受付では一週間前からの検温と体調を記録した「健康チェックシート」の提出が求められます。密集を避けるために開会式はアナウンスのみで、表彰式もなし。更衣室は人数制限されるとの事だったので、私は車で着替えをしました。

受付 - 1.jpeg

ところで10kmの大会には、最近では2019年に3回出場しています。その年の2月の「愛らぶ高梁ふれあいマラソン」で48分45秒、3月の「境港カニカニマラソン大会」では47分57秒、同じく3月の「まつえレディースハーフマラソン」で49分54秒と、いずれも50分を切っていました。したがって今回の目標タイムも、当然「50分切り」。
とはいえ、不安がないわけではありませんでした。というのも、私が全力で走るのは、月に1度か2度は出ていたレースのみで、トレーニングではいつもダラダラと走るだけ。この1年間はコロナで大会がほとんどなかったので、息を切らして走るようなことは長らくやっていません。そのため、この大会に備えて2月になってから、近所の陸上競技場の400mトラックを25周する10Kmのタイムトライアル7回やりました。
しかしその結果は、2月の初旬に初めてやった時こそ51分台でまあまあでしたが、以降は57分台と55分台がそれぞれ2回ずつと、さっぱり駄目。3月に入ってからも2回試みましたが、いずれも52分台で、「50分切り」という目標には届きません。それでも、「本番では競り合って力が出せるはず」と高をくくっていた私です。
そして迎えた当日、スタートは、密を避けるために10のグループに分けてのウェーブ方式が取られています。20分前に指定された招集場所行くと、そこにはやけに高齢者っぽいランナーたちが集まっていました。その胸に付けられたナンバーカードは、私のものを含めすべて6000番台。そこは、「60歳以上」のランナーのブロックだったのです。この時、遅ればせながら自分の歳を意識した私の脳裏に、「もしかしたら、タイムが伸びないのは“寄る年波”のためか?」と、一抹の不安がよぎったのであります。

招集場所 - 1.jpeg

さて、スタッフに誘導されてコースに出ると、そこはコーンとバーで整然と仕切られており、ランナーは縦2m、横1mほどの間隔を空けてスタートを待つことになります。その徹底したコロナ対策には、「そこまでやるのか」と驚くばかりでした。


整列 - 1.jpeg

午前11時に第1組がスタートした後は、グループ毎に順次スタートラインの近くへ進み、号令にしたがって出ていきます。我々のスタートは最初のグループの2分くらい後でしたが、計測と順位づけはネットタイムで行なわれるため、まったく問題はありません。

スタート - 1.jpeg

会場の浜山公園を出てしばらくは微妙な下り基調だったこともあり、はじめの1キロは4分43秒と、予想外に良いラップタイム。

スタート直後 - 1.jpeg

しかし交差点を左折した途端に、風の抵抗を感じます。


向かい風 - 1.jpeg

以降も、交差点を曲がるたびに風の方向が変わるのでペースにムラはありましたが、くにびき海岸大橋の上で4Km地点を通過した時のタイムは19分40秒。「50分切りはいけるだろう」とこの時は思っていました。



4キロ地点(中) - 1.jpeg

しかし、5キロ地点では25分をかろうじて切っていたものの、折り返し直後は強い向かい風の影響もあってペースを落とし、6キロ地点の通過タイムは30分15秒くらいで、目標の「50分切り」に黄信号が灯ります。

ちょうどその頃、沿道に米子市の金太郎さんが桃太郎旗を持って立ち、視線でエールを送ってくれているのに気づきました。これには思わず「ありがとう!」と、禁断の発声をしてしまった私です。

また、その姿に気づかなかったのですが、仲間たちとのロングライドで当地に来ていたという境港市のMASAKO姫からは、「とのさんでした?」というメッセージとともに、このあたりで撮られた写真が送られてきました。後ろ姿の私の視線は左手の腕時計へ向けられ、タイムを気にしている様子です。


6キロ地点(中) - 1.jpeg

しかし、応援むなしくその後もペースを落とし続け、7キロ地点では35分30秒くらい、8キロ地点では40分40秒くらい、9キロ地点では45分45秒くらいと、50分切りの目標からどんどん遠ざかっていきました。そんな時、心の中に「やっぱり歳かも」という思いが去来します。

8キロあたり - 1.jpeg

ゴール会場手前の微妙な上りでも向かい風を受け、最後の気力さえどこかに吹き飛ばされてしまいました。

ゴール手前(中) - 1.jpeg

こうして私は悪あがきのスパートもしないまま、目標よりも1分近く遅いゴールに甘んじる結果になったのです。


ゴール - 1.jpeg

ゴール後、失意の私はそのままでは帰れないと思い、湯の川温泉にある「ひかわ美人の湯」へと向かいます。
このひなびた温泉に来たのは数年ぶりですが、受付で料金表を見たところ一般は600円なのに、なんと65歳以上は400円と、200円もお得な料金設定。すでに昨秋からこの恩恵を受けられる年齢に達している私は、「歳をとっていいこともあるのだ」と思わず笑みを浮かべ、深く刻まれたはずの心の傷を一瞬で癒してしまったのであります。それにしてもこいつは、まったくもってお目出度い野郎です。

ひかわ美人の湯 - 1 (1).jpeg


(私の記録)
ナ ン バ ー  6004
タ イ ム  50分51秒
総 合 順 位  262位/415人(10km・出走数)
種 目 順 位  20位/49人(10km 男子 60歳以上・出走数)


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ラベル:ハーフ未満
posted by との at 04:54| 鳥取 | Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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