2024年11月22日

【第6話:3度目の冬を前に】「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む



11月14日(木)に、定点観測を目的として5か月ぶりに「ゴジラの背」へ行きました。観測の対象物は、「ゴジラの背」の命名者として個人の名前が入った標柱看板。これは2年前の2022年6月に、大山国立公園の特別地域内である当地に個人が無断で設置されたものです。

[設置当初の状況(2022年9月撮影)]
ゴジラの看板 - 1.jpeg

当然のことながら、この地の管理者である鳥取県等の行政機関はこれを「自然公園法違反」「公有地の不法占有」であるとして、設置者に対し繰り返し撤去を指導されてきました。しかし、この指導には従われないまま時は経過。この間、標柱看板は設置から1年も経たない2023年の春頃にいったん倒壊し、当初に建てられた位置から登山道を挟んだ反対側の草木の間に横たえられていました。

[倒壊した状況(2023年10月撮影)]
看板(全体) - 1.jpeg

しかし今年の6月頃には、標柱の中程を樹木にガムテープで固定しただけという不安定な形で再び立ち上げられており、その異様な姿を私もこの目で見ています。

[再び立ち上げられた時の状況(2024年6月撮影)]
看板全景 - 1.jpeg

[樹木にガムテープで固定(2024年6月撮影)]
看板中程 - 1.jpeg

またその後、9月には同じ位置に倒壊していることが、他の登山者がネットに上げた写真によって確認できました。
ところがこの日は、現地にこの標柱看板が見当たりません。私はようやく撤去されたものととても嬉しい気持ちになり、その足でゴジラの背へ。久々に岩の群れにかかる霧も無いすっきりとした青空の下でこれ臨むのは、とても爽快なものでした。

ゴジラの背.jpeg

そして帰宅後、この問題の対応に当たってこられた県へ撤去の経緯を問い合わせたところ、その返答は「1か月ほど前に藪の中に倒伏しているのは確認しましたが、現場から無くなっていることは承知していません」という意外なものでした。
しかし、もし設置者かその関係者が撤去したのであれば、繰り返し指導をされていた県に報告していないことは、常識的には考えにくいところです。今回私は、以前にその存在を見ていた場所しか確認していませんでしたが、そこから移動されて見逃していた可能性もなくはありません。気になったので、1週間後の11月21日(木)に、あらためて現地へ行きました。
香取から登山道へ入り、きつい登りを終えて現地へ到着。やはり登山道から見えるところには無いので、低木をかき分けて繁みに入ってみたところ、以前にあったところから甲川方向へ下る谷の急峻な斜面でこれを発見します。標柱看板の形状や現地の地形からしても、これが風雨などの自然の力で動くことはありえません。比較的フラットだった前の位置から、谷の方へ意図的に投げ落とされたものと思わざるをえませんでした。

[看板の現状(2024年11月21日撮影)]
倒壊した看板.jpeg

誰がどのような意図でそれをされたのかは知る由もありませんが、登山者の目に映らないところへ移動させたからといって、この問題が解決したことにはなりません。
私はこの違法看板の撤去を求める記事を、自身のブログで過去5回発信しています(リンク先は下記)。その4回目の記事に詳しく書いていますが、プレートに使われている木材はともかく、基礎部分のコンクリートとそれを包むバケツ状のプラスチック、釣鐘として付属する金属等が風化するまでにはそれぞれ数十年から数百年はかかるでしょうし、硬質樹脂を素材にした柱部分が当地で自然に還ることは半永久的に無いと思われます。
国民の共有財産である国立公園の登山道の脇に、まさに「不燃粗大ゴミ」とでもいうべき物が放置されて自然環境を害している現状は、とても残念で嘆かわしいこと。これが国立公園の敷地内から確実に搬出され、その事実が当地の管理権限を持つ行政機関によって確認されることがなければ、この問題が終わったことにはなりません。
さて、現地は間もなく冬。違法看板は、ここで3度目の雪をかぶることになるのでしょう。願わくは、この迷惑な構造物が国立公園地内から早々に撤去されますように。そして次の春にここへ来る時こそは、心も晴れやかに、そして爽やかにゴジラの背へ臨めることを切望するものです。


この問題の経緯と詳細については、下記の過去記事をご参照ください。

★「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む(2022年09月10日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/491375274.html

★「ゴジラの背」の近くに設置された看板のその後(2022年12月7日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/500042056.html

★「ゴジラの背」の近くに設置された看板のその後のその後(2023年5月30日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/500075036.html

★【追求第4弾】「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む(2023年10月12日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/501083012.html

★【これで5話目】「ゴジラの背」の近くに設置された看板の“一刻も早い”撤去を望む(2024年6月17日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/503678583.html

★【第7話:とうとう3年経過】「ゴジラの背」の近くに設置された看板の撤去を望む (2025年6月28日)
 ↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/516638514.html


にほんブログ村ランキングに参加しています。
よかったら ポチッとお願いします。
 ↓

にほんブログ村
 
ラベル:ゴジラの背
posted by との at 11:04| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック