6月4日(水)に、地元のまちづくり組織「なわのわ」が主催する「なわのわさんぽ」が行われました。これは地区内の名所や旧跡を訪ね歩くもの。5年前から毎年おこなわれている恒例行事で、当初から私が案内役を務めています。
今回は「ちょこっと山道も入れて坪田をハイキング」というサブタイトルで、約2キロのウォーク。13人の参加者は「なわのわ」の活動拠点である旧保育所「なわほ」から、午前10時にスタートしました。なお写真左端の怪しいグラサン姿は、ブラタモリを意識した私です。
はじめに訪れたのは、長綱寺の前の六地蔵。
実はここでは六地蔵さんよりも、もっと注目すべきことについての解説を主にしました。しかし、その話を公にするとたいへんなことになるので、参加者には決して口外しないように厳命。当然このブログには書けませんが、ヒントとしてその写真を載せておきます。真ん中の地蔵さんが、キモになります。
次は氏殿神社。名和地区は、隠岐島から小舟で脱出した後醍醐天皇を助け、建武の新政の立役者となった名和長年の生誕地。名和氏が京都で戦死した後に、村人は名和氏の館跡に社を建て、ひっそりと祀りました。これは「氏殿権現」と言われ、後に現在地の日吉坂の傍らへ社殿を造営して遷座したのがこの神社です。
明治維新により天皇中心の世になると、名和氏は勤王の忠臣として脚光を浴びて明治6年に氏殿神社として県の神社となり、明治11年には名和神社と改称して別格官幣社に列格。名和神社は明治16年に長者原の地に遷座しましたが、このこの社祠は残されました。
この後は、新坪田集落から下坪田へ抜ける延長は300mほどの山道へ入っていきます。トレイルで言えばシングルトラックで、前半はややラフな感じですが、
後半には、よく手入れされた竹林も通過。ここはごく短い区間ながら観光客などまったくいないので、有名な京都嵐山の「竹林の小径」よりも清閑で幽玄さが感じられるかもしれません。
これを抜け、下坪田へ出たたところで大山を一望。ホッと一息です。
ちなみに、さきほどのルートの他にも両集落をつなぐ山道があって以前は通れていましたが、近年管理されておらずかなり荒れてしまいました。今回のさんぽを企画したのは、ランナーでもあるN女史。当初は彼女がこちらもさんぽのコースに入れたい意向を示したので、二人でランのトレーニングを兼ねた下見ランを決行。その結果、「とても無理」という判断に落ち着きました。なお、下見の様子は次の写真のとおりです。
[倒れた竹が行手を遮る]
[もはや道なし]
さて坪田の常夜灯は、徳川時代の天保15年(1846)に作られました。旧名和町内には常夜灯が10基ほどありますが、そのうちの3つは名和地区にありいずれも金毘羅宮を祀るもの。豊作と航海の神様である金毘羅さんへ参ることは庶民の願いでした。この常夜灯は、名和地区にも以前あった金比羅講の人たちによって建てられたものです。
次はサイノ神さん。男女の双神像の線彫りがかすかに見えます。縁結びの神とされ、旧名和町内では29の集落に計54基祀られています。
この後は、ちょこっと農道を歩きます。
その路傍にあったのは、昔話「因幡の白ウサギ」でワニに毛皮をはぎ取られたウサギに大国主命が塗ってやったというガマの穂。綿のようにフワフワになった穂を見たのは、私も初めてでした。
さて最後はいよいよ的石です。これは、弓の名手だった名和長年がこれを的にして稽古をしたと言われている、タテ約180センチ、ヨコ約200センチの巨石。この石は、雨が止んだ後の太陽が照り出す短い時間に、表面に二重の白い輪がくっきり見えることがあります。
ちなみに、これが証拠の写真。
当日はもちろんこの話をメインに解説したのですが、それをここに再掲するとただでさえ「長い」と言われている私のブログが、さらに長くなってしまうので省きます。気になる方は、『世にも不思議な的石の話』というタイトルでこのブログに掲載している下記の記事をお読みください。
↓ ↓ ↓
http://t-tono.seesaa.net/article/481701680.html
ということで、ほぼ予定通りの午前11時13分になわへ帰着し、なわほでコーヒータイム。みなさま、お疲れさまでした。
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