2025年06月21日

しまなみサラウンド2025(その2)


エイドを出てからは、なんとなく中だるみ。ペースをかなり落としますが、この後に渡る因島大橋を背景に記念撮影に興じているランナーたちののんびりした様子を見て、「まあ、焦ることはないか」と、自分に言い聞かせます。

記念撮影に興じるランナーたち - 1.jpeg

41キロ地点の第6エイドで用意されていたのは、パックに入った炊き込みご飯。それまではお菓子系のものばかりだったので、ここでしっかりエネルギー補給をしておかなければならないと思い、腰を下ろしてこれに向かいます。しかし暑さのためかあまり食欲はなく、時間をかけたにもかかわらず、3分の1は残してしまいました。

第6エイド - 1.jpeg

炊き込みご飯 - 1.jpeg

この時点の気温は24℃とほどほどながら湿度は86%と高く、シャワーの前には行列も。私はカメラを濡らしたくなかったのでここはパスしましたが、以降のエイドでは何度も、飲料の水を頭にかけることになります。

シャワーの前には行列 - 1.jpeg

アイスレモングラスティーをいただいて、ここをリスタート。

アイスレモングラスティー - 1.jpeg

そして因島大橋へ。

因島大橋へ - 1.jpeg

全長1270mのこの橋は2層構造で、上の屋上部分を自動車道が通り、人と二輪車はその下を走るようになっています。

橋は2層構造 - 1.jpeg

そのため外の景色を撮ろうとすると、トラスの骨組の写り込みを避けることはできません。

トラスの骨組の写り込み - 1.jpeg

これを過ぎた海岸沿いでは、魚釣りをしている人たちの姿があちらこちらにありました。この暑さの中で、さぞかし大変だろうと同情しながら通り過ぎます。あっ、お互いさまかぁ。

魚釣りをしている人たち - 1.jpeg

50キロ地点となる第7エイドでは、焼き鳥が用意されていました。これを取る人は少なかったようですが、私はもちろんいただきます。シコシコした噛みごたえは、たぶん親鳥だからでしょう。
なお、このエイドには冷蔵庫があり、冷えた飲料が提供されていました。ここまでのエイドでは常温の飲み物しかなかったので、これはとてもありがたかったです。

第7エイド - 1.jpeg

焼き鳥 - 1.jpeg

さて、距離的には中間点となるこのエイドをリスタートした時刻は12時40分。タイムは7時間10分で、倍にすると14時間20分。ゴールの制限時間は15時間30分ですが、後半はどうしてもペースが落ちます。50mキロの通過タイムは最低でも6時間30分くらいと想定していたので、かなりやばい気がしました。しかし、まだボリュームゾーンには十分入っている感じだったので、正常化バイアスが働いて「まあ大丈夫だろう」と、直面する事態から目を逸らしてしまいました。

リスタート - 1.jpeg

この後、天気は曇ったり晴れたりの繰り返し。あいかわらず続く小刻みなアップダウンも、ボディーブローのように体にこたえてきます。

あいかわらず続く小刻みなアップダウン - 1.jpeg

するとこの先で、前を行く5人ほどのランナーが全員、歩き出しました。まだ半分ちょいしか来ていないこの時点で歩くのは早すぎ。かく言う私も歩き時々走りとなり、かなり危機的な展開です。この状況から脱するには、コンビニのアイスコーヒーで喝を入れるのが一番と、この時に思いました。

突然歩き出す - 1.jpeg

「コンビニ、コンビニ、コンビニーーー!」という私の願いが天に通じたのか、それから1キロほど進んだところで、ファミマが出現。ここで求めたコーヒーのカップを手にすると、しばらくこれを飲みながら進みます。

コーヒーのカップ - 1.jpeg

冷たいコーヒーのおかげで、体も頭も急速にクールダウン。するとこの時なぜか突然、あの懐かしいシモンズの『恋人もいないのに』が口をついて出てきたのです。

♪ 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて
 いそいそ出かけて 行きました
 空はいつになく 青く澄んで
 思わず泣きたく なるのです・・・


前後に人がいないのを幸いに、声を出して歌い出す私。こんな怪しいGさんを誰かが見たら、きっと怯えることでしょう。やばい、本当にやばい。これを何回も繰り返して歌った後で、ようやく正気に戻った私です。幸いにもこの間誰にも気づかれず、パトカーや救急車を呼ばれることはありませんでした。

恋人もいないのに - 1.jpeg

それにしても、見込んだとおりコーヒーの効果は抜群です。こうして覚醒した私は、再び快調に駆け出しました。いいぞ、いいぞ!
ところで、シモンズがあの歌でレコード大賞の新人賞を取ったのは、私が紅顔の美少年だった高校生の時。走りが復活した後も、シモンズの二人は今頃どんなお婆ちゃんになっているのだろうか・・・と、まだそんなことを考えている私でありました。

再び快調に駆け出す - 1.jpeg


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posted by との at 16:40| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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