2025年08月20日

第14回 世界ジオパークトレイルランin神鍋高原(その1)


8月17日(日)は、兵庫県豊岡市の神鍋高原を発着点として開催された、『第14回 世界ジオパークトレイルランin神鍋高原』へ参加しました。
この大会には2012年と2014年に、当時は最長だった42キロ部門へ参加しています。その後に新設された60キロ部門にもいつか出たい思っていましたが、ゴールの制限時間が11時間で、完走率は6割から7割程度。私の走力では完走が厳しいかもとためらっていましたが、それでも一度は勝負しようとポチってしまいました。

ナンバー - 1.jpeg

えっ、「あんたは腰を痛めたとかで、つい先日は『走るべきか走らざるべきか』などとハムレット風なことを言ってたよな。その舌の根も乾かないうちに60キロのトレイルか」ですって? はいはい、仰せのとおりでございます。
実は、エントリーしたのは7月4日でしたが、腰の不調で受診した整形外科で「ヘルニアの手前で滑りもある。ランニングはやめなさい」と宣告されたのは1週間後の7月11日。これがもし逆であれば、決してエントリーはしなかったでしょう。実際、医師の診断を受けてから8月17日の大会までの5週間あまりの間、私はランニングをまったくせずに、トレーニングは走らない登山と散歩程度のウォーキングのみ。心肺機能の急速な低下も実感しており、いったんは参加を諦めていました。しかし、このままではズルズルと底へ沈んでしまい、再び浮き上がることができなくなるような気がしたので、完走は無理でも行けるところまで行ってみようと思い立ったものです。

足元 - 1.jpeg

なお私の症状は、朝起きてしばらくは腰の動きが悪く少し痛かったりしますが、時間の経過とともにしだいに軽快。診断を受けるまで日課にしていたランニングでは、走り出すと痛みが消えるのか忘れるのか、気にならなくなっていました。従って現状で走れないことはないのですが、走ることで症状が悪化し、今後の日常生活に支障をきたすことが怖くてランに消極的になっていました。
「走るべきか走らざるべきか」という自問は直前までしましたが、走ったらどうなるか検証してみたい気持ちもあり、長距離のレースではたいてい着用しているZAMSTの腰サポーターを巻いて、この大会に臨みました。

ZAMSTの腰サポーター - 1.jpeg

ではここで、結果を先に申し上げましょう。想定通りではありますが、半分ほど行ったところでその先にある関門の制限時間を超えたため、後ろからやってきたスタッフの車に強制収容されてしまいました。距離31/60Km、獲得標高1999/2950mであえなく終了となったのであります。
さて長い前振りはこれくらいにし、ここからは哀しいランナーの、いやいやもはや玉砕覚悟の特攻隊員の悲惨な最期の物語。聞くも涙、語るも涙でございます。どうぞハンカチを握りしめてお読みください。

会場2 - 1.jpeg

会場の但馬ドーム前の広場で、私は待機する100人程のランナーに混じり、前から3分の1くらいのところに位置を取って、その時を待ちます。そして7時ちょうどにスタート。

スタート - 1.jpeg

直前には2キロほどの軽いアップをしていたにもかかわらず、体は重くて気持ちもぜんぜん乗ってきませんでした。芝生のグラウンドの外周を通って散策路に出た時に振り返ると、後続のランナーは20人ほど。せめてこの位置をキープしていかなければと思ったのですが、一人また一人と次々にかわされていきます。

散策路 - 1.jpeg

2キロほど進んだところで渡渉し、八反の滝の前へ。過去にここを通った時はその都度感動がありましたが、この日はそんな心の余裕もありません。

八反の滝 - 1.jpeg

この後は、ペンション村や舗装の農道を通りましたが、やはりペースは上がらず、周りにいたランナーの背中が、徐々に遠くなっていきました。5.5キロ地点の第1エイドでは、私の後ろにいたランナーはほんの数名。早くも、夢も希望もなくなります。

舗装の農道 - 1.jpeg

万場高原スキー場の中を通ってから、

万場高原スキー場 - 1.jpeg

大杉山登山道へ入って標高1007mの山頂を目指します。

大杉山登山道へ - 1.jpeg

これがけっこう厳しい登りで、序盤から心を折られました。

けっこう厳しい登り - 1.jpeg

ようやくこれを制して大杉山の山頂へ来ますが、
 
大杉山の山頂 - 1.jpeg

この後も四ツ山、三ツ山、二ツ山、金山(一ツ山)と、アップダウンの連続です。

金山(一ツ山) - 1.jpeg

そして、標高1074mの蘇武岳山頂へようやく到着したのは午前9時43分。スタートしてから3時間近くも経過しているのに、まだ10.5キロほどしか進んでいません。過去に出た時はここで写真を撮りあう多くのランナーの姿がありましたが、早々とボリュームゾーンを外れてしまった今回は、とても寂しいものでした。

蘇武岳山頂 - 1.jpeg


★「その2」へ進む → http://t-tono.seesaa.net/article/517735366.html



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ラベル:トレイル
posted by との at 21:03| 鳥取 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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