2017年10月18日

京都一周トレイルラン2017(北山コース)


10月14日(土)は、「京都一周トレイルラン2017(北山コース)」に参加しました。この大会は嵐山公園をスタートし、清滝、高雄、京美峠、向山、貴船、鞍馬などを経て静原までの32キロを走るものです。
なお、この4月には同じ主催者が開催する「京都一周トレイルラン2017(東山コース)」で、蹴上げから静原まで走っています。「京都トレイル」のコースは一般のハイカーも多いことから、このシリーズは競争ではなく「自然や景色を楽しみながら楽しく走る」という趣旨。そのため今回も、制限時間が8時間30分と充分にとってあり、このところ関門時間に追われることが多い私でも、これを気にすることなく走れます。



スタートは5組に分かれたウェーブ方式となっており、8時30分に第1組がスタートし、その後は5分間隔で出走していきます。第3グループの私は、8時40分のスタートでした。



スタート前.jpg

清々しい竹林は、いかにも京都どす。

竹林.jpg

嵯峨野の町並みは、たいそう風情がおますなあ。


嵯峨野.jpg

スタートして4キロほど走り、トレイルへと入って行きまんがな。 ← (んっ、これもしかして大阪弁?)

トレイルへ.jpg

そして、清滝川沿いをしばらく進みます。足元はでこぼこした岩場なので、走れるところは多くありません。


清滝川.jpg

それでも、山道の部分はガシガシ走ります。

ガシガシ走る.jpg

途中の国道を通る300メートルのほどの区間は、車が多いのでウォーキング指定。このためランナーも、路側帯を整然と歩行していました。

なお、終盤に近い鞍馬街道でも1.5キロに渡ってウォーキング指定になっています。「競争じゃない」とはいえ、少しでも前に出たいのがランナーの心理です。いずれも走りやすそうな舗装道路なので、走れないのは正直言ってややストレス。しかし、このルールを破るランナーは一人も見かけませんでした。さすが、紳士と舞子の集団です。 

ウォーキング.jpg

この後は、舗装された林道を山に向かって上っていきます。わりと勾配があるので歩いているランナーが大半ですが、トレイルや下りが遅い私は、「稼げるのはここだ」とばかり、ゆっくりながら走り続けました。


上り坂を歩くランナー.jpg

そしてこの後もコースは七変化。様々な顔を見せてくれます。
まずは、急な登りの登山道。

急な登りの登山道.jpg

登りがあれば、当然下り。

登りの次は下り.jpg

田園風景の中だって走ります。

田園風景.jpg

この後、入っていったのは「盗人谷」 ← (このネーミングが、実は好きです)
ここでランナーたちは、兎のように跳ね、

跳ねる.jpg

リスのように飛び、

飛ぶ.jpg

穴熊のようにくぐります。

くぐる.jpg

そして、いつしかレースは終盤に。鞍馬街道を進み、鞍馬寺山門の前を横切ります。しかし、ここへ寄り道して参拝するほどの体力の余裕は、もはや残っていませんでした。

鞍馬寺山門.jpg

最後のトレイルの薬王坂を越えると、

薬王坂.jpg

静原の集落が見えてきます。

静原集落.jpg

こうして静原神社の鳥居をくぐってゴールし、この日のトレイルランを終えました。
いやあ京都北山の秋は、ほんまによろしゅおすなぁ。

ゴールの光景.jpg



(私の記録)

タ イ ム   5時間26分35秒
総合順位  161位/393人(出走数)
部門順位  150位/332人(男子出走数)
完 走 率   98.7%



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ラベル:トレイル
posted by との at 05:27| 鳥取 ☁| Comment(2) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月11日

SHINJO-HIRUZEN SUPER TRAIL 2017(その3)


次に目指すのは、往路でも通った朝鍋鷲ケ山の山頂にある関門エイドです。この間の距離は5.5キロと短いのですが、標高差は500メートル。かなり疲れていましたが、惰性のように脚を動かし、ただ黙々と前へ進んでいきました。

朝鍋鷲ケ山を登る.jpg

朝鍋鷲ケ山エイドへの到着は、午後2時59分。ここの関門時刻は午後4時30分なので、1時間半の貯金をキープしています。完走の可能性が、高まってきました。

第3関門.jpg

このエイドを出て少し行ったところで、右側の樹々の間から弓ケ浜半島がチラリと目に入りました。大山の裏側まで来てこれが見えるとは思って思っていなかったので、とても意外な感じです。登山道から20メートルほどコースアウトすれば、これを撮るのに適した場所がありました。それをしても1分もかからなかったでしょうが、このときは「完走したい」という思いが強く、わずかのロスも惜しんで先へ進みます。

この後の金ヶ谷山、白馬山と山岳が続く部分では、登りこそ併走するランナーにさほど力負けしていないものの、苦手な下りではやはり離されがちでした。


金ヶ谷山を登る.jpg

60.5キロ地点の山の家エイドへは、午後4時59分に到着しました。ここの関門は午後6時なので、貯金は30分減って1時間ほどになっています。「ここまできたら完走したい」と、あらためて思いました。テーブルにあった「新庄おこわ」のおにぎりを3つもいただいてエネルギーを補給し、終盤へ向かっていきました。

第3関門.jpg

次の茅見エイドまでは6.5キロのロードですが、この間にあるのは旧四十曲峠。峠にさしかかったあたりの路面には、「まだまだ元気! ファイト」という白いチョークの文字がありました。これに励まされ、上り坂も走ります。



旧四十曲峠.jpg

しかし午後6時前には暗くなりはじめ、峠を越えないうちに日没を迎えてしまいました。なんだか気持ちも沈みます。


峠で日没を迎える.jpg

67キロ地点にある茅見エイドへ着いたのは、関門時刻午後7時に対して、午後5時54分でした。ゴールまで残すは7.5キロ。ゴール関門時刻は午後8時なので、この間を2時間6分以内で行けば、時間内完走となります。
コース図で高低表を見ると、まず200メートルほど標高を上げたあと、しばらくは平坦地。そして70キロを過ぎたあたりには、わずか1キロあまりの間に200メートルも標高を落とす激下りがあるようです。これがどれほどのものなのか想像がつきませんでしたが、登山道でなく、走れる路面ならなんとかなるだろうと思いました。
エイドのスタッフに、「ゴールまでに、登山道はありますか?」と聞いたら、「いいえ、林道はありますけど」との答えだったので、安心してリスタートしました。

第5関門(残り8.5キロ).jpg

エイドを出てからは比較的走りやすい林道が続き、「これなら大丈夫」と思いはじめたところ、道ばたに車を停めて待機していたスタッフが、車道から逸れて脇道に入るように指示を出していました。
このまま林道を進んでゴールするものと思っていた私は、「えっ、また山道に入るの?」と驚きました。しかもその脇道たるや、どうやら拓いたばかりのもので、とても荒削りな下り坂だったのです。これには恐れおののき、怖じ気づきました。へっぽこの私は下りなのにここを走ることができず、ヨチヨチとした足取りで進んでいきました。

ガサガサで急降下の山道.jpg

それでも「この試練ももうすぐ終わる」と自分に言い聞かせていたのですが、この山道をだいぶ歩いたと思ったころに出現したのは、「ゴールまであと3キロ」の看板。体感的には、残り1キロちょいかと思っていたので、「ガヒィ〜ン、まだそんなにあるの?」と、打ちのめされる私です。
それでも、そのときの時刻は午後7時。ゴール関門の午後8時までにはまだ1時間ありました。「完走は間違いない」と自分を鼓舞しながら進んでいきました。

まだ3キロもあるの?.jpg

そしてようやくこの山道を終え、旧出雲街道の「がいせん桜通り」を抜けてゴール会場へと入りました。
長く敷かれた赤い絨毯の先にはゴールゲートが、さらにその先には、拍手でランナーを迎えようとしている10名あまりのスタッフの姿が見えます。私は、1年前には通り抜けることができなかった蔦の絡まるゲートの手前でいったん足を止め、両手を挙げてスタッフの声援に応えると、ゴールの感動を噛み締めるべく、ゆっくりと歩き出してこれをくぐりました。

ゴールゲート.jpg


(私の記録)
タ イ ム  14時間28分45秒
総合順位 190位/296人(総出走数)
男女別順 180位/271人(男子出走数)
年代別順  30位/62人(60歳代男子出走数)

完 走 率  78.4%(男女総合 232/296人)
      81.5%(一般男子 221/271人)



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「その2」へ戻る → http://t-tono.seesaa.net/article/454049867.html



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posted by との at 00:15| 鳥取 ☁| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月09日

SHINJO-HIRUZEN SUPER TRAIL 2017(その2)


このエイドを出てからは、鳥取大学演習林の林道が8キロほど続きます。この間の標高は前半の4キロで80メートル上がり、後半で120メートル下ります。しかしこの程度の高低差は、体感的には微妙な上りと下りにすぎません。その前の山越えが厳しかっただけに、ホッとして走れる区間です。

鳥取大学演習林林道.jpg


これを過ぎると走路は、未舗装の林道から舗装された林道、そして2車線の道路へと変わっていきます。

蒜山高原.jpg

このまま蒜山高原の中心部に入って行くのかと思いはじめた頃、誘導のスタッフから左折の指示。風景は一転して長閑なものになりました。右手は牧場なのか、牛の姿は見えないもの白い冊が延々と続いています。


蒜山の牧場あたり.jpg

蒜山キャンプ場エイドへ到着したのが10時28分。ここが第1関門になります。関門時刻は12時なので、1時間半もの余裕。しかし、初めの関門は緩めに設定されることがままあるので、安心することはできません。

蒜山キャンプ場エイド(第1関門).jpg

ここでは、とても美味しい「蒜山産とうもろこしスープ」を2杯いただき、英気を養います。

とうもろこしスープ.jpg

そして、再びトレイルへと入っていきました。
ある時は斜面をよじ登り、

へばりつく.jpg

ある時は、谷川に臨時で掛けられたアルミのハシゴを渡り、

谷川を渡る.jpg

またある時は、倒木の下を進みます。

倒木をくぐる.jpg

トレイルを抜けると蒜山スカイラインに入ります。ここでは、上りの2キロで標高差200メートルを稼ぎ、下りの6キロでは標高を300メートル落とします。

蒜山スカイラインへ.jpg

この間のランに疲れたのか、41キロ地点の苗代給水所では座り込んでいるランナーもいました。

座り込むランナー.jpg

この先にあったのは、「熊出没注意」の看板。私は、そこにあるあまりにもリアルな熊の姿に少しおののき、目を合わせないように気をつけました。

熊出没注意.jpg

ここから少し行ったところの道路脇には、なんと「大山みち」の道標が。

大山道道標.jpg

さらに進んでいくと、行く手には大山南壁も見えてきます。ここで意識を数百年昔へワープさせ、牛馬を引きながら大山へお参りする人達の姿を想像して、この道へ重ねている私でした。


大山南壁.jpg


とはいえ、道路のアスファルトが大山道の風情をそこなっているのがやや気になっていたのですが、突然舗装が切れ、ワイルドな山道へと続いていました。これ、いいなあ。

大山道.jpg

大山道を抜け、第2関門でもある48キロ地点の蒜山の森エイドに到着したのが午後1時35分。ここの関門時刻は午後3時なので、1時間半の貯金をほぼ維持しています。昨年は、32.5キロの関門で早々とタイムアウトしてしまった苦い経験から今回も、「完走はまず無理」と思って参加したレースでしたが、「もしかしたらいけるかも」と初めて思った瞬間でした。
ここで、スタッフを務めていた走友のテッシーさんが、私の姿を見つけて声をかけてくれました。彼によれば、ロングコースの出走数は290人ほどで、すでに200人くらいがこの関門を通過しているとのこと。完走率を高めにみて7割としても、完走数は200人ほどという計算になります。しかも終盤には、再び朝鍋鷲ケ山や金ヶ谷山、さらに白馬山も越えて行かなければならないことから、決して安心できる状況ではないと、あらためて気を引き締めます。

第2エイド.jpg


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posted by との at 20:21| 鳥取 ☁| Comment(2) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年10月06日

SHINJO-HIRUZEN SUPER TRAIL 2017(その1)


10月1日(日)は、岡山県新庄村で開催された「SHINJO-HIRUZEN SUPER TRAIL 2017」のロングコース(74.5キロ)へ参加し、新庄村から真庭市周辺に広がる森林の中を走ってきました。
この大会には、初めて開催された昨年も出場しています。しかしこのときは、終始ビリに近い位置から抜け出せず、32.5キロの関門で屈辱のタイムアウト。実はこれがトラウマになっており、「今回も完走は8割方無理だろう」と思いました。それでも、昨年止められた関門から先の景色が見たいばかりに、“捨て身のチャレンジ”でエントリーしました。

スタートは午前5時。昨年と違い比較的前の方でスタンバイした私は、カウントダウンではじまった合図とともに、コースへ出ていきました。


スタート風景.jpg

ロードを3キロあまり走ってから登山道へ入り、早くも序盤の難所にさしかかります。ここからは、笠杖山、朝鍋鷲ヶ山 、三平山を続けて越さなければいけません。ヘッドライトの明かりを足元に落とし、夜明け前の山道を上がって行きました。

山へ入っていく.jpg

6時前から陽が明けはじめ、山の下の方から白んでくるのがわかります。しかし、コースは深い森の中。足元まで明るくなるには、それからしばらくかかりました。


夜明け.jpg

笠杖山の山頂から朝鍋鷲ヶ山の間の5キロほどは、激しいアップダウンが繰り返す中を走ります。

アップダウンを走る.jpg

朝鍋鷲ヶ山から次の三平山まで行く間、わずか2キロあまりで300メートルも標高を下げ、穴ケ乢まで下りていきます。途中には、ロープを掴まなければならないテクニカルな斜面もあり、易々と進むことはできません。


ロープを掴む.jpg


そして穴ケ乢から再び300メートル登り、三平山山頂へと進んでいきます。

三平山へ登る.jpg

山頂へ到着したのは午前8時6分。進行方向右側には谷間に開かれた田園が、さらにその先には山々の間に立ちこめる雲海が見えました。

三平山山頂から右.jpg

そして左側に目を移すと、なんと大山がその勇姿を誇っています。昨年もここを走っているのにこの光景の記憶がないのは、たぶん心にまったく余裕がなかったためなのでしょう。

三平山山頂から左.jpg

そして、三平山を下りて17キロ地点の第2エイドに到着したのは、午前8時38分。今回とは序盤のコースが異なる昨年は、このエイドが32キロ地点で第2関門となっており、私はここで「4分オーバー」のタイムアウトとなっていました。
今回、ここは関門ではありませんが、まだ見ぬこの先へ進めることが嬉しかったです。

第2エイド.jpg


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posted by との at 05:32| 鳥取 ☁| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする