2025年06月26日

東郷池一周記録会



6月22日(日)は、『東郷池一周記録会』に参加しました。これは走友のsappanさん主催によるもので、湯梨浜町の東郷池を一周するラン。約11.5キロのコースは素晴らしいロケーションなので、普段からここを走っている地元のランナーは少なからずいるようです。
実は昭和56年から平成の初め頃まで、ここで『東郷湖マラソン全国大会』という5キロと10キロのマラソン大会が開催されていました。しかし私がこれを知った時にはすでに終了しており、いくぶん未練の気持ちがありました。したがって今回、sappanさんからのお声掛けに「待ってました」とばかり飛びついたものです。

[この地に伝わる羽衣伝説をイメージしたモニュメント『羽衣天女』]
羽衣天女 - 1.jpeg

ところで、この企画を聞いた時は仲間内のイベントだろうと思っていましたが、sappan
さんは一般の人も参加できる形を考えていたようで、その人脈を活かして地元紙に参加者募集の記事も掲載されました。しかし、暑さを避けるためにスタートが午前6時で、受付は5時40分までという寝坊さんにはちょときついスケジュール。私は午前5時20分に、東郷池の西の湖岸にある会場の「めぐみのゆ公園」へ着き、朝日が池の湖面に描き出す一筋の光の道を眺めてちょっと得した気分になりました。しかし、この超アーリーな時間設定が災いしてか結局、参加者は定員20人に対して4割の8人。少数精鋭のイベントとなりました。

[めぐみのゆ公園]
めぐみのゆ公園 - 1.jpeg

さて、sappanによるブリーフィングを受けてから、予定どおり午前6時にスタートです。

スタート - 1.jpeg

コースへ出るとすぐに、先を行く4人と私を含む後ろの4人という二つのグループに分かれました。私は後ろのグループのさらに最後尾、つまりしんがりに位置をとります。

二つのグループに分かれる - 1.jpeg

1キロほど進んだところで湖岸の南側に入り、鳥取県と中国河北省の友好のシンボルとして平成7年に建設された中国庭園燕趙園の前へ。ここへはしばらく行っていませんが、今年の5月16日から2か月間は入園料無料の試行期間らしいので、行くなら今だろうなどと考ながら通過しました。

燕趙園の前 - 1.jpeg

この直後、道の脇にはビデオカメラを構えた人の姿。なんと地元のケーブルテレビが、このイベントを取材に来ていたのです。この局は私の住む大山町とはエリアが異なるので自宅のテレビでは放送されません。しかし、後日にsappanさんが送ってくれた映像を視たところ、しんがりの私もしっかり映っておりました。

地元のケーブルテレビ - 1.jpeg

さて、テレビ映りを気にしている間に、私は後続のグループからも100メートルほど離されてしまいます。

100メートルほど離される - 1.jpeg

「挽回しなければ」と思ったところで、コース脇の温度計の「27℃”」という表示が目に入りました。そういえば、めっぽう暑い。まだ6時15分だというのに、この暑さはなんでしょう。ここまでは1キロ5分半のペースで来ていましたが、これを見たことで気勢を削がれ、後は一気にペースダウン。あ〜あ。

27℃” - 1.jpeg

池の東側へ回ってからは約1キロほど上りが続き、その先の1キロほどは下りとなります。

上りと下り - 1.jpeg

これを終え池の北側へ行ったことろで、趣のあるお宮さんが目に入りました。これは宮戸弁天と呼ばれているそうです。ちなみに宮戸は以前は島だったものが、埋め立てられて陸続きになったのだとか。

宮戸弁天 - 1.jpeg

なお、sappanさんが路面に引いてくれた白線を所々で目にします。特にこの少し先ではコースが湖岸から少し離れるところがあるので、マーカーはとても助かりました。

マーカー - 1.jpeg

東郷池ではシジミや鮒、わかさぎなどが獲れるので、漁船の係留所もあります。

漁船の係留所 - 1.jpeg

そしてはわい温泉へ。ここは旧羽合町のエリアですが、アメリカのハワイ州ハワイ郡と同じ名前を持つ縁で1996年11月に姉妹都市交流をはじめ、合併で湯梨浜町になった今も続いているそうです。

はわい温泉 - 1.jpeg

とまあそうこうする間に、前のランナーさんは暑さのために2回もトイレに入って水浴びをしたらしく、途中まで最下位だった私が意外にもブービーでゴール。

ゴール - 1.jpeg

そしてその後は、とっても甘い大栄スイカをいただきました。参加費無料のイベントなのに、こんなにしてもらっていいでしょうか?

大栄スイカ - 1.jpeg

ついでに公園の一角にある足湯にも浸かり、文字通りの休足。記録はともかく、とてもナイスな早朝ランでありました。
なおこのイベントは、7月20日(日)に2回目が開催される予定とのこと。すでに8人の申し込みがあるらしく、より賑やかになりそうです。

足湯 - 1.jpeg

[この日のログ]
この日のログ - 1.jpeg


(私の記録)
ナ ン バ ー  -
タ イ ム 1時間08分31秒
順   位 7位/8人(出走数)
完 走 率 100%



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ラベル:ハーフ未満
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2025年06月24日

しまなみサラウンド2025(その4)


ここでも島の外周を回るのですが、その距離は約7キロ。コース全体を眺める中では小さなグルリと思っていました。しかし、午後4時のこの時点でも気温27℃・湿度70%という容赦ない気象条件なので、ずいぶん長く感じてしまいます。

岩子島で - 1.jpeg

しかも平坦地ばかりならまだしも、ちょっとした上り下りもありました。疲労がピークに達している体ではペースを上げて行くことがでず、次のエイドがなかなか見えてきません。

ちょっとした上り下り - 1.jpeg

結局、72キロ地点の第10エイドに入ったのは、午後4時50分。前のエイドからの9キロに要した時間は1時間半で、1キロあたり10分もかかるという体たらくでした。

第10エイド - 1.jpeg

さて、ここまでは関門時間の設定はありませんでしたが、5キロ先にある次の第11エイドの関門時間は午後5時20分で、あと30分しかありません。間に合わないことは明らかなので、ある意味気持ちは吹っ切れました。
ここで出されたトマトを食べていると、エイドのスタッフさんが、「今日は救護の要請がいっぱいあって、本部のスタッフはてんてこ舞いしているようです」と教えてくれました。私も少し頭がぼんやりする感じがしたので、決して人ごととは思えません。次のエイドまでは行くつもりでしたが、その間に熱中症などにならないよう、携行していたボトルに水分をフル補充してからリスタートしました。

トマト - 1.jpeg

再び向島大橋を渡り、岩子島に別れを告げて向島へ渡ります。

向島大橋 - 1.jpeg

エイドを出た私に、一人の女性ランナーが追随してきたことは気づいていました。追いついて来た彼女が私に、「次の関門に間に合わないので歩こうと思いましたが、あなたが走るので私もそうします」と話しかけてきました。
東京から参加しているという彼女は、この大会で初めて100キロマラソンに挑戦したとのこと。私は、「間に合わないけど、行けるところまではいくつもりです」と答え、彼女も出たという『東京マラソン』のことなどを話題にしながら、しばらく並走しました。

女性ランナー - 1.jpeg

しかし、やはりペースは上がらず、せいぜいキロ8分半から9分くらいでした。もう一度コンビニのアイスコーヒーを飲んで喝を入れたいと思ったのですが、どうやらそれは無さそう。仕方がないので、代わりに路傍の自販機で缶コーヒーを求めます。しかしコンビニのそれほどの威力は感じられず、シモンズが鼻歌に出てくることもなし。ほんの気持ちだけのクールダウンにしかなりませんでした。

缶コーヒー - 1.jpeg

第11エイドに着いたのは、午後5時45分。制限時間の5時20分を25分も過ぎています。しかしここでエイドスタッフの女性が、「先に行かれてもいいし、5分後に収容車が来るのでそれに乗ってもらってもいいです」と言ったのです。私が、「えっ、行ってもいいんですか?」と聞き返すと、「いいです」とのこと。やめる理由がなくなった私は、「では行きます」と即答。スタッフは、「ぶっかけうどんを食べませんか?」とも聞いてきたので、私は、「食べている時間がないので行きます」と手早く水分を補給すると、「すだちポン酢のぶっかけうどん」を食べているランナーを横目にここを出ていきました。

第11エイド - 1.jpeg

ぶっかけうどん - 1.jpeg

このやりとりを聞いていた東京の女性ランナーさんも、私がリスタートしたすぐ後にここを出たようで、直後に振り返ると50mほど後に続いていました。
それにしても関門時間を過ぎているのに、なぜ通してくれたかは疑問でした。私は自分がたぶん真ん中あたりの順位で走っている感じだったので、このままでは完走率が非常に低いものになりそうだと推察していました。もしかしたら、主催者がそれを見込んで、途中の関門を撤廃したか、緩やかに変更した可能性もありえると思ったりしました。
そして復路の因島大橋。

因島大橋 - 1.jpeg

これにかかったところが約80キロ地点ですが、時間は午後6時8分。次の第12エイドは84キロ地点にあり、その関門時間は午後6時30分となっていました。当然これにも間に合いませんが、もしそこを通してくれて、その次も、さらにその次もとずっと行かせてくれるなら、残り20キロを2時間50分で走ればゴール関門に間に合うことになります。回らない頭での計算なので自信はありませんでしたが、1キロ9分のペースなら間に合わないものの、8分ちょいで行けば滑り込めるかもしれません。この間に気温が下がってパワーが復活すれば、時間内完走の可能性もないわけではないと、長い大橋を渡りながら考えていました。

因島大橋2 - 1.jpeg

しかし、第12エイドに入った時にスタッフから、「お疲れさまでした。時間になってますので・・・」と告げられます。この時の時刻は午後6時52分で、22分の超過。私は「終わりですね、わかりました」と会釈をしながら答えました。見るとエイドの周辺には、先に止められた3人のランナーがおり、ほどなく入ってきた女性ランナーもここでタイムオーバーを告げられます。そしてその後も、数分の間隔でランナーが入ってきました。

第12エイド - 1.jpeg

ふと気がつくとこの時、島陰に夕日が沈みかけています。しまなみの長いながい一日は、こうして終わりを告げました。

島陰に夕日が沈む - 1.jpeg

さて、私は19年前の『しまなみ海道100Kmウルトラ遠足』を完走して以来、いわゆる「100キロマラソン」には20大会に通算で40回出場し、すべて完走。DNFは一度もありませんでした。とはいえ、近年は制限時間に追われることも度々なので、遠くないうちに無傷の記録は終わるものと思ってはいました。しかしまさか、今回の『しまなみサラウンド』でそうなるとは、正直言って考えていませんでした。
リザルトを見ると案の定、完走率は41%という低いもの。マラニックとしては、かなり悲惨な数字です。完走した75人の記録も、10時間台は10時間52分でゴールしたトップのランナーただ一人。その後は11時間台5人、12間台10人、13時間台13人、14時間台が28人で、残りがこれ以降制限時間の15時間30分までの30分間にゴールした18人でした。
瀬戸内海の島々、島と島を結ぶ大橋、渡船、千光寺に上る石畳の階段、巨石など、抜群のロケーションを活かしたコース設定は申し分ないものです。しかしコースはハードなので、これを時間内に完走しようとすれば、かなりシビアかつストイックなレースと割り切って臨まなければ無理のように思われます。しかしそれは、もはやマラニックではなく、「“タフ”ウルトラ」とでもいうべきもの。当然、食や景観をのんびり楽しんでいる場合ではないでしょう。
しかし、私を含めランナーの多くは、大会の小冊子にある、「マラソンでもなく、観光でもなく。〈しまなみサラウンド〉という旅。」という一文を信じて参加したのだろうと推察しますが、残念ながら今回は、完全に裏切られたと言わざるをえません。目指したものが本当にそれであるのなら、この際“100キロ”という括りにはこだわらず、全面的に見直された方が良いと思います。そしていつかそんな大会になったなら、ぜひもう一度参加してみたいものです。

しまなみサラウンドという旅 - 1.jpeg


(私の記録)
ナ ン バ ー 116
タ イ ム タイムアウト(13時間22分/84キロ地点)
順    位  - 位/181人(出走数)
完 走 率 41.4%(75/181人)
参   考 84キロ地点までの獲得標高 824m(by COROS)


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posted by との at 02:49| 鳥取 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年06月22日

しまなみサラウンド2025(その3)


この後に海が見えてきたところで、前を走っていたランナーが吸い込まれるように船へ乗り込んでいきました。どうやら対岸の尾道へは、ここで渡船に乗って行くようです。そういえば、事前に見ていた大会のFBで、そんな情報をチラリと目にしたような気がします。しかし、あまり印象には残っていなかったので、実際にここでその事実に直面すると、ちょっとびっくりしてしまいました。

渡船に乗る - 1.jpeg

この船に乗ったのは、6人のランナーと一般の乗客数名、それに車が一台。私が乗船するとすぐに港を離れ、200mほど先の対岸へ向かいます。1分半ほどで着岸すると、すでに尾道でのランを終えて船を待っていた5名のランナーと入れ代わるようにして下船。

対岸に着岸 - 1.jpeg

まずは市街地を2キロほど走り、

市街地を4キロほど走る - 1.jpeg

その後は急な上りの階段へ誘導されました。

急な上りの階段へ - 1.jpeg

この長いこと長いこと。そして上り切ったところは有名な千光寺ですが、私は初めて来ました。

千光寺 - 1.jpeg

ここから下りに入るものと思ったのですが、上りはさらに続きます。

上りはさらに続く - 1.jpeg

途中には、いくつもの巨石がありました。そのうちの一つには、上に乗っている人がおり、金槌のようなものでこれを叩いているように見えました。何をしているのだろうと思いましたが、後ほどネットで調べたところこの岩は鼓岩(ポンポン岩)と言われるもので、上をたたくと「ポンポン」と鼓のような音がするのだそうです。そのことを知っていれば私もやってみたかもしれませんが・・・いやいや、実際はそんな余裕はありませんでした。

鼓岩(ポンポン岩) - 1.jpeg

そしてようやく、山頂の第8エイドへ到着です。

山頂の第8エイド - 1.jpeg

ここでは、尾道ラーメンかソフトクリームがもらえます。もちろん、このクソ暑いのにラーメンは無理。私はソフトクリームをいただきました。

私はソフトクリーム - 1.jpeg

上りで足を使い切っていたので、下りもゆっくりペースです。

下りもゆっくりペース - 1.jpeg

桟橋が見えるところまで来た時は、帰りの渡船がまだ着岸していました。ところがあと50mほどのところで、無情にも岸から離れていったのです。なんと私は、タッチの差でこれに乗り遅れてしまいました。

タッチの差でこれに乗り遅れ - 1.jpeg

折り返してきた船が再び離岸するまでにちょうど10分。「この遅れは痛かったなあ」と呟きながら、先ほどまでいた千光寺山を船上から眺めていました。ちなみにこの山の標高は144mとのことですが、300mくらいは登ったような気がしています。

千光寺山 - 1.jpeg

下船をすると、さあ走る。

さあ走る - 1.jpeg

そして午後3時24分に、63キロ地点の第9エイドへ入ります。ここでは、わけぎを使ったライスコロッケが提供されていました。エイドスタッフのおばちゃんが、「向島のわけぎの生産量は日本一」と教えてくれたので、「そうなんですか」と感心したところ、「しかもわけぎを食べると子宝に恵まれるのよ。フッフッフッ・・・」と意味深な笑みを浮かべながらの追加情報。でも、それを私みたいなGに言われてもねえ。

第9エイド - 1.jpeg

わけぎを使ったライスコロッケ - 1.jpeg

そんなことより、時間が気になっていました。ゴールまではまだ37キロありますが、この間には少なくとも往路で通った因島大橋と生口橋の前後の二つのアップダウンをこなさなくてはなりません。この日の調子では、残された5時間半ほどでいけるかどうか、かなり微妙な感じです。ギアをもう一段上げるパワーが湧いてくることを願いなが、赤い向島大橋を渡って岩子島(いわしじま)へと渡ります。

赤い向島大橋 - 1.jpeg


(つづく)


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2025年06月21日

しまなみサラウンド2025(その2)


エイドを出てからは、なんとなく中だるみ。ペースをかなり落としますが、この後に渡る因島大橋を背景に記念撮影に興じているランナーたちののんびりした様子を見て、「まあ、焦ることはないか」と、自分に言い聞かせます。

記念撮影に興じるランナーたち - 1.jpeg

41キロ地点の第6エイドで用意されていたのは、パックに入った炊き込みご飯。それまではお菓子系のものばかりだったので、ここでしっかりエネルギー補給をしておかなければならないと思い、腰を下ろしてこれに向かいます。しかし暑さのためかあまり食欲はなく、時間をかけたにもかかわらず、3分の1は残してしまいました。

第6エイド - 1.jpeg

炊き込みご飯 - 1.jpeg

この時点の気温は24℃とほどほどながら湿度は86%と高く、シャワーの前には行列も。私はカメラを濡らしたくなかったのでここはパスしましたが、以降のエイドでは何度も、飲料の水を頭にかけることになります。

シャワーの前には行列 - 1.jpeg

アイスレモングラスティーをいただいて、ここをリスタート。

アイスレモングラスティー - 1.jpeg

そして因島大橋へ。

因島大橋へ - 1.jpeg

全長1270mのこの橋は2層構造で、上の屋上部分を自動車道が通り、人と二輪車はその下を走るようになっています。

橋は2層構造 - 1.jpeg

そのため外の景色を撮ろうとすると、トラスの骨組の写り込みを避けることはできません。

トラスの骨組の写り込み - 1.jpeg

これを過ぎた海岸沿いでは、魚釣りをしている人たちの姿があちらこちらにありました。この暑さの中で、さぞかし大変だろうと同情しながら通り過ぎます。あっ、お互いさまかぁ。

魚釣りをしている人たち - 1.jpeg

50キロ地点となる第7エイドでは、焼き鳥が用意されていました。これを取る人は少なかったようですが、私はもちろんいただきます。シコシコした噛みごたえは、たぶん親鳥だからでしょう。
なお、このエイドには冷蔵庫があり、冷えた飲料が提供されていました。ここまでのエイドでは常温の飲み物しかなかったので、これはとてもありがたかったです。

第7エイド - 1.jpeg

焼き鳥 - 1.jpeg

さて、距離的には中間点となるこのエイドをリスタートした時刻は12時40分。タイムは7時間10分で、倍にすると14時間20分。ゴールの制限時間は15時間30分ですが、後半はどうしてもペースが落ちます。50mキロの通過タイムは最低でも6時間30分くらいと想定していたので、かなりやばい気がしました。しかし、まだボリュームゾーンには十分入っている感じだったので、正常化バイアスが働いて「まあ大丈夫だろう」と、直面する事態から目を逸らしてしまいました。

リスタート - 1.jpeg

この後、天気は曇ったり晴れたりの繰り返し。あいかわらず続く小刻みなアップダウンも、ボディーブローのように体にこたえてきます。

あいかわらず続く小刻みなアップダウン - 1.jpeg

するとこの先で、前を行く5人ほどのランナーが全員、歩き出しました。まだ半分ちょいしか来ていないこの時点で歩くのは早すぎ。かく言う私も歩き時々走りとなり、かなり危機的な展開です。この状況から脱するには、コンビニのアイスコーヒーで喝を入れるのが一番と、この時に思いました。

突然歩き出す - 1.jpeg

「コンビニ、コンビニ、コンビニーーー!」という私の願いが天に通じたのか、それから1キロほど進んだところで、ファミマが出現。ここで求めたコーヒーのカップを手にすると、しばらくこれを飲みながら進みます。

コーヒーのカップ - 1.jpeg

冷たいコーヒーのおかげで、体も頭も急速にクールダウン。するとこの時なぜか突然、あの懐かしいシモンズの『恋人もいないのに』が口をついて出てきたのです。

♪ 恋人もいないのに 薔薇の花束抱いて
 いそいそ出かけて 行きました
 空はいつになく 青く澄んで
 思わず泣きたく なるのです・・・


前後に人がいないのを幸いに、声を出して歌い出す私。こんな怪しいGさんを誰かが見たら、きっと怯えることでしょう。やばい、本当にやばい。これを何回も繰り返して歌った後で、ようやく正気に戻った私です。幸いにもこの間誰にも気づかれず、パトカーや救急車を呼ばれることはありませんでした。

恋人もいないのに - 1.jpeg

それにしても、見込んだとおりコーヒーの効果は抜群です。こうして覚醒した私は、再び快調に駆け出しました。いいぞ、いいぞ!
ところで、シモンズがあの歌でレコード大賞の新人賞を取ったのは、私が紅顔の美少年だった高校生の時。走りが復活した後も、シモンズの二人は今頃どんなお婆ちゃんになっているのだろうか・・・と、まだそんなことを考えている私でありました。

再び快調に駆け出す - 1.jpeg


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posted by との at 16:40| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする