5月19日(月)は、走友のテッシーさんとの合同トレーニングということで、鹿野町の鷲峰山(じゅうぼうやま)へ行きました。
この山の名前は、鷲が翼を広げたかのような稜線を持つことからつけられたとのこと。また標高は921mですが、昔はもっと高い山だったものの大山と背比べをして勝ったため、怒った大山に頂上をすくいとられて低くなってしまったという伝説もあるそうです。
鷲峰山には、4年前にテッシーさんと一緒に来て以来のこと。前回と同じく運動広場の駐車場に車を駐め、午前8時45分に古仏谷(こぶつだに)登山口から入って行きました。
この日は鷲峰山の山頂を経て、キャンプ場のある安蔵(あぞう)森林公園まで行って折り返す計画です。山頂までが約5キロ、そこから安蔵までは約4キロで、往復では18キロほど。前に来た時は復路で鷲峰ルートを通って「から滝」を見ましたが、今回は二人とも2週間前に走った「天馬山ハーフ」の疲れがまだ抜けていなかったので、ストレートに往復するシンプルなコースとしました。いわばリハビリ登山なので、所要時間は無理のないところで5時間半の予定です。
前を行くテッシーさんは序盤から軽快に飛ばし・・・という書き出しを想定していたのですが、やはりお疲れモードなのか走り出す気配がありません。
後ろからしばらく様子を見ていましたが、まったく変化なし。退屈するほどのゆっくりペースの歩きがずっと続きますが、私もこれに合わせて付いていきました。道中では、きつかった天馬山のトレランの振り返りや、レース中のストックの収納方法などについてお喋りしながらのんびりと進みます。
鷲峰山山頂へ到着したのは、午前11時過ぎ。スローペースで歩き通したので2時間15分もかかっていました。このままでは、帰着が夕方になってしまいそう。なお、この日は空気が霞んでいたので、眼下の小山池は薄らとしか見えません。
さて、休憩を終えてリスタートするとテッシーさんは豹変し、下り基調になったコースを脱兎のごとく駆け出します。
この後の延々と続く長い下りの階段も、軽やかな足取りで下っていくテッシーさん。私はこれに付いていけず、その背中は間もなく見えなくなりました。それでも、時々は足を止めて待っていてくれる優しいテッシーさんでした。
河内ルートとの分岐を過ぎてから安蔵までの間の1キロほどは、それまでとはガラリと変わってラフなトレイルになります。倒木や、
急斜面でのトラバース、
そしてガレ場。
これらをこなし、安蔵のキャンブ場へ着いたのは12時25分でした。往路に3時間40分もかかっており、想定を1時間ほどオーバーしています。
さて、ザックにパンを入れてきた私は、ここの自販機で缶コーヒーを買って昼食にするつもりだったのですが、なんと前回は管理棟の玄関横にあった自販機が見当たりません。それどころか、管理棟には鍵が掛けられており、人の気配もなし。冬季は閉鎖される施設だとは知っていましたが、まさか5月の下旬になっても開いていないとは、思いもかけないことでした。
なお後日にネットで確認したところ、2023年8月の台風による土砂災害で安蔵森林公園付近の県道が通行止めとなっているために、現在は管理棟、キャンプ場、バンガロー等の利用が中止されているそうです。
この時はそういう事情を知らないまま、テッシーさんは諦めて玄関前の階段に座り込み、持ってきたゼリーなどで補給を始めます。
パンを水で流し込む私のランチタイムは、なんだか侘しいものでした。
さて、復路のリスタートは12時40分。同じコースの逆走なので消化試合ではありますが、山頂までは鷲峰山名物の長〜い階段地獄が待ち受けます。ううっ、これはきつい。神様、仏様、えんま様・・・(~_~;)
ここでもテッシーさんが先行し、その背中はあっという間にはるか彼方へ消えました。追跡を諦めて天を仰いだ時、ブナの森に差し込む陽光に気づきます。
足元に目を落とせば、まだ花をつけていないイワカガミが光を受けて、キラキラと輝いていました。こういう時間とロケーションも、なかなか良いものです。
テッシーさんは途中で何度も待っていてくれましたが、すぐに離されることの繰り返し。こうして私は午後3時10分にようやく下山しました。
それにしてもテッシーさんはすごかった。どうやら完全復活を果たしたもようです。参りました、降参です。
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ラベル:トレイル

