2017年04月20日

京都一周トレイルラン2017(東山コース)


4月15日(土)は、「京都一周トレイルラン2017(東山コース)」に参加しました。この大会では山科をスタートし、大文字山、比叡山、大原などを経て静原までの30キロを走ります。
なお、これと主催者は異なりますが、「東山三十六峰マウンテンマラソン」という大会も別にあります。こちらの方は、国際会館近くの宝ヶ池公園をスタートして、比叡山、修学院山、茶山、大日山、清水山など、京都東山の三十六峰を駆けめぐって伏見稲荷大社境内へゴールするもので、距離は同じく30キロです。
「東山三十六峰」には、10年ほど前に2回出場しました。今回の大会はこの時とは逆回りですが、東山の部分のコースは、重なるところが多かったようです。

さて、スタート地点は山科の毘沙門堂。6つにグループ分けされたランナーたちは、8時30分スタートのグループを最初に、5分間隔でスタートしていきます。私は第2グループ。満開を少し過ぎた境内の桜が、ランナーを見送ります。

スタート.jpg

スタートして1キロほどで、杉の林へと入っていきます。

杉林.jpg

登り基調のトレイルを進んでいくうち大文字山へ。市街地を一望できるこの場所が、このコース随一のビューポイントなのでしょう。しかし、あいにくの曇り空と、遠くの方がやや霞んでいたのは少し残念でした。

大文字山から.jpg

この後は、ウォーキング指定された大文字の火床の部分をとおり、銀閣寺横まで降りていきました。

大文字山から下る.jpg

銀閣寺門前の参道は避け、京都朝鮮学園の校庭を横切ります。スタッフからは事前に、「授業中なので、静かに通り過ぎてください」との注意を受けていましたが、いくつかのクラスでは生徒達が校舎のベランダに立ち、「ファイト〜!」と大声で声援を送ってくれていました。
とても嬉しいけど、君たち授業は大丈夫なの?

朝鮮学園.jpg

ここからは、白鳥山、てんこ山を経て叡山電鉄のケーブル比叡駅へ向かいます。
登ったり、

登る.jpg

下ったり、

下ったり.jpg

木橋を渡ったりしながら、進んでいきました。

川を越えたり.jpg

約15キロの地点にあるケーブル比叡駅の直前で、突然の強い雨。多くのランナーがそうしているように、私も上半身にレインウェアを着込みました。しばらくして雨が止むと、あたりは深い霧に包まれ幻想的な雰囲気がただよいます。

かすむ.jpg

延暦寺の寺域に入ると、またもやウォーキング指定。釈迦堂の横を通ったあとは、再びトレイルへ入っていきました。

釈迦堂.jpg

この後は、横高山と水井山を越えていきますが、その間は、激しいアップダウンの繰り返し。登りでは、木の根につまずかないよう注意しながら進みます。

木の根.jpg

下り斜面も、雨に濡れて滑りやすくなっています。ひどい状態ではないものの、気をつけながら下っていきました。

下りは注意.jpg

山道を下り切ったころ、樹々の間から日差しが射し込んできました。思いがけず、天候が回復してきたのです。

再び陽光が.jpg

大原の里に出ると、高野川の土手の桜がちょうど満開。この光景を撮ろうと、足を止めてスマホを取り出すランナーもいました。

川面の桜.jpg

そして最後の短いトレイル。

最後のトレイル.jpg

これを抜けてから村の中をしばらく走り、静原神社の鳥居をくぐるとゴールです。きつく美しく、変化に富んだトレイルは、京都の奥深さをより強く感じさせるものでした。

静原神社へゴール.jpg


(私の記録)

タ イ ム 5時間25分54秒
部 門 順 位 308位/479人(男子/出走数)
完 走 率 男子:95%(457/479人)
      女子:99%( 82/ 83人)



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2017年04月11日

第39回 日吉津村チューリップマラソン


4月9日(日)は、「第39回 日吉津村チューリップマラソン」の10キロコースを走ってきました。10年ぶり、2回目の参加です。
開会式が行なわれたのは日野川の河川敷で、対岸は米子市になります。日吉津村は、面積がわずか4.2uという小さな村。平成の大合併以前は鳥取県に4つの「村」があったのですが、他の3村は合併により消滅しました。いまや日吉津村は、県内に残る唯一の「村」なのです。

村長さんによれば、この大会が初めて開催された昭和54年に2500人だった村の人口は昨年、3500人を越えたとのこと。最近では、公民館機能・図書館機能・健康増進機能をもった複合施設「ヴィレステひえづ」を整備するなど、子育て施策には特に力を入れておられるようです。



会場風景.jpg

さて、この大会では10キロの他に1キロと3キロと5キロのコースもあり、参加者数は1800人あまり。屋台のテントも並んだ会場は多くの親子連れなどで賑わっていました。
いまどき珍しく当日のエントリーも可能ですが、私はもちろん、温泉入浴券が付く事前エントリーでの参加です。

受付.jpg


受付では、参加費の領収書を提示してナンバーカードを受け取るのですが、私に差し出されたナンバーはなんと「4」。
私がもしも俊足ランナーなら、「これはエースナンバーさ」とうそぶいてみせるのですが、なにせ鈍足ランナーなので心の動揺は隠せません。どうしても、「4=SI(し)=死」って思ってしまいます。「この大会で、なにか不吉なことが起きる」・・・そう予感した私です。
それにしても、いつか必ず訪れる私の“Xデイ”も、このように何の前ぶれなく、ある日突然やって来るのでありましょうか?


ゼッケン.jpg



気を取り直して、走りの方です。
はじめに1キロ、その次に私たち10キロコースのスタートとなります。



[1キロコースのスタート]
1キロコースのスタート.jpg

河川敷の桜並木は満開でしたが、あいにくどんよりした天候なので、その色合いは今ひとつ鮮やかさを欠いていました。

桜並木.jpg

それでも、所々で村の人たちの声援を受けて元気をもらいます。


交差点.jpg

真っ平らな村なので「アップダウンは無い」と言ってもいいでしょうが、しいて言えば、日野川の土手に駆け上がる部分だけが唯一の上りでした。

河川敷の土手へ.jpg

河川敷の道路を河口に向かっていくと、その先に広がるのは日本海。

河川敷.jpg

王子製紙の巨大な工場は、この村の田園風景にすっかり融け込んでいます。



王子製紙.jpg

さて、私はこの日の目標タイムを一応「50分」としましたが、このところ不調が続いているので、内心では「55分が切れれば上等」と思っていました。ところが、アップダウンがほとんどないコースが幸いしたのか、終始キロ4分50秒くらいのペースを維持したまま走ることができました。
終盤に入り、「これなら48分チョイのゴールになりそう」と考えはじめた頃、ゴールが視界の中に。そのまま、あれよあれよという間にゴールへ吸い込まれていきました。
タイムはきっかり47分。「ラストでそんなに飛ばしたっけ?」と不思議な気がしてガーミンを見ると、距離が250メートルほど足りていません。ここはあえて、距離の誤差ではなく、ガーミンの誤差と思うことにしましょう。

ゴールの光景.jpg

完走したランナーは、ゴール地点にある畑でリューリップを5本もらえます。私はピンクの花にしました。ことしは成長が遅く、まだあまり色づいていませんが、家の庭で咲いてくれるのが楽しみです。

チューリップ畑.jpg

この後は河川敷の会場へ戻り、楽しみしていた「みそ汁サービスコーナー」へ向かいました。ところがここは、200人を越える長蛇の列。昔から、「あわてる乞食はもらいが少ない」と言ったものです。ここは慌てず騒がず、車に置いていたバックを取りに行き、更衣用のテントで先に着替えを済ませることにしました。
この間約20分。再び会場へ戻ると案の定、2列に並んだ行列の長さは4分の1くらいになっていました。
ここに並んで数分後、みそ汁コーナーのスタッフが、私の前の男性へみそ汁を渡すと同時に「これで最後です!」と高らかに宣言。目前にして、みそ汁が底をついたのです。これこそ、「4」のゼッケンをいただいたときに予感した、不吉なできごとに違いありません。

汁碗を受け取った男性は、左側に並んでいた女性へ申し訳なさそうに、「僕はいいですから、どうぞ」と渡そうとしました。これに対し「いえいえ私はいいですから、どうぞ」と、遠慮する女性。嗚呼、なんという美しい光景でありましょう。日本人の美徳、ここに極まれり。
ここで私は、「まあまあお二人さん、そんなに揉めなさんな。そんなに揉めるならそのみそ汁、私がもらってあげましょう」と、仲介を申し出ようかとも思いました。しかし、それをやったらまさに“万死に値する”ことになりそうなので、さすがにやめておきました。どうです、私って紳士でしょう。

[空になった大鍋]
鍋は空.jpg



(私の記録)

タ イ ム 47分00秒
部 門 順 位 健康マラソンなので計測なし


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posted by との at 10:51| 鳥取 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月31日

瀬戸内アイランドトレイル2017




3月26日(日)は、呉市の上蒲刈島(かみかまがりじま)で開催された「瀬戸内アイランドトレイル in 呉・とびしま2017」のロングコース部門に参加し、21キロのトレイルを走ってきました。
瀬戸内海に浮かぶ島の中のコースであるがゆえに、トレイルなのに美しい海の景色が何度も見られるという、オンリーワン的な大会です。

さて、前日の天気予報では「当日は雨」ということでしたが、「瀬戸内だったら晴れだろう」と高をくくっていた私の図太さの方が勝り、この日は「晴れ時々薄曇り」。絶好のトレラン日和となりました。

ロングの部のスタートは2つのグループに分けられており、午前8時30分にAグループが、その15分後には私たちBグループも「県民の浜」の広場からスタート。

スタート.jpg

ロードを進むと、すぐに海岸沿いに出ます。

海岸沿いを走る.jpg

スタートして2キロあまり進んだ地点から、山道へ入っていきます。4か月半ぶりにトレイルを走った私には、土の香りがとても新鮮でした。

トレイルへ.jpg

さらに行くと、足元は整備された階段へと変わります。この長いことといったら・・・。


階段を上る.jpg

この間に400メートルあまり標高を上げ、ようやく最初の山を越えました、その後は当然ながら、急な下りとなります。


下る1.jpg

だいぶ下ったところで、チョロッと舗装道路を走りました。

ロード1.jpg

で、またまた次の登りを頑張ります。

再び登る.jpg

2つ目の山を越え、何度か倒木をくぐりながら下っていきます。

倒木をくぐる.jpg

下り終えて舗装路を走っていると、安芸灘大橋が見えました。

安芸灘大橋.jpg

そして三たびの登りと、

三たびの登り.jpg

三たびの下り。

三たびの下り.jpg

三たびの舗装路では、眼下に瀬戸内海の絶景が広がっていました。

眼下には瀬戸内海.jpg

「真珠の浜」では、思わず足を止めて見とれるランナーも。

真珠の浜.jpg

残り1キロほどになると、微妙なアップダウンに歩きを入れるランナーもいました。しかし私は、鈍足ながらも根性のランで進みます。

最後のアップダウン.jpg

最後は、ちょこっと砂浜を走り、

砂浜.jpg

4時間近くかかったものの、無事にゴールへたどり着くことができました。

ところで私は、大会の前夜祭にも参加しました。ご馳走も美味しかったし、地元の青年会の皆さんの「恵比須大黒縁起」等の上演もあって、とても楽しい雰囲気です。

青年会.jpg

会場には、大会プロデューサーであるプロトレイルランナーの奥宮俊裕さんの姿もありました。私は「ここぞ!」とばかりその傍に寄っていき、話しかけることに成功しました。


との「私は昨年から4回、奥宮さんにお会いしています」
奥宮「そうなんですか」
との「はい、今回と三原白竜湖トレイルと可部連山トレイル(いずれもの大会も奥宮さんがレースアドバイザー)、それと8月のUTMBでもスタート前にお見かけしましたが、畏れ多くて話しかけられませんでした」
奥宮「UTMBに出られたんですね」
との「はい、ギリギリですけど完走しました。つまり、この時は奥宮さんに勝ったというわけです。フッフッフッ」
奥宮「うぐっ・・・」


実は昨年のUTMBで、奥宮さんは途中リタイアという結果だったのです。私の“上から目線”の一言に、奥宮さんは「負けました〜ぁ!」と言って、上半身をガクッと前に折りました。
こうなればもうこっちのペース。抵抗できなくなった奥宮さんに、「一緒に写真お願いしますね」と畳みかけ、ちゃっかりツーショットを撮らせてもらったというものです。これは大きな収穫でした。シメシメ。

とのと奥宮さん.jpg



(私の記録)

タ イ ム 3時間54分13秒
部 門 順 位 287位/385人(ロングコース男子/完走数)



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posted by との at 01:04| 鳥取 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月17日

鳥取マラソン2017




3月12日(日)は、「鳥取マラソン2017」でフルを走ってきました。
この前身である「日本海マラソン大会」の第1回目が開催されたのは1982年。当時20代後半だった私が初めてフルを走り、ボロボロになりながらも完走を果たしたことは、忘れられない思い出です。以降は飛びとびながら、7回か8回出場したと思います。
2008年には、これが「鳥取マラソン」としてリニューアル。コースに清閑な湖山池の周囲をまわる部分が加わり、会場にはそれまではなかったテント村が出現するなど、バリバリ陸協色の大会から市民マラソンらしいものに一新されました。
そして2014年には、再びコースの大幅変更。湖山池周辺はカットされ、スタートが鳥取砂丘沿いのロードからになって、序盤は市民の応援を受けながら市街地を巡ることになります。この影響か、仮装ランナーの姿も多く見られるようになるなど、いっそう華やいだ雰囲気の大会になりました。

沿道の応援.jpg

「鳥取マラソン」となってから10回目の今回は、記念大会という位置づけでの開催でした。
県内唯一のフルマラソン大会でコスパもいいので、私は「鳥取マラソン」となってからは毎回参加しています。
でも本当のことを言えば、自分の中ではやや満腹感が出てきたことと、この時期に出たい大会は他にも幾つかあるので、「今年の鳥取はパスしよう」と思っていました。ところが募集にあたり、「10回連続出場者には特別なナンバーカードを贈呈」とのアナウンス。普通の人は「それがどうした」と一笑に付されるだけでしょうが、“特別”には特別弱い私にとって、これはエントリーに踏み切る決定的な要因となりえるものでした。

ナンバー1026(中).jpg

ということで、黒地に金文字の記念ナンバーカードをありがたくいただいた私は、今年も揚々としてスタートラインに立ったというものです。ちなみに、10回連続出場者は75人。エントリー総数が4,063人なので、全体のわずか1.8%という希少種ではあります。
なお私の場合、この大会では鳥取県のゆるキャラであるトリピーをあしらった「トリピーキャップ」をかぶって走るのがお約束。黒いナンバーカードとトリピーキャップという怪しいスタイルで固めた私にとって、今年の大会はまさに「参加することに意義がある」というべきものなのです。



トリピーキャップ.jpg

この日は晴天で比較的暖かく、開会セレモニーがおこなわれた特設ステージの先に広がる、日本海の青い水面が印象的でした。

開会式.jpg

さて私は、今回の目標タイムを4時間15分としました。3週間前の「高知龍馬マラソン」では4時間29分というさえない結果だったので、本当は「サブ4」と言いたいところでした。しかし、高知以降も走り込み不足は相変らずで、30分の短縮はどう考えても無理そう。ということで、高知よりもせめて15分くらいは縮めたいということでの“願望タイム”を、ちゃっかりと目標タイムに置き換えただけのものです。

スタートは午前9時。出走した3,484人のランナーに混じり、私は砂浜を右手前方に見ながら、ゆっくりひっそり走りはじめました。


スタート直後.jpg

市街地の道路も完全に交通規制がかかっており、ランナーの独壇場です。

市街地を走る.jpg

県庁近くでは、スポーツ少年団のメンバーらしき子ども達が、ハイタッチで応援してくれました。

スポ小の応援.jpg

郊外に出てからは、しばらく袋川沿いを走ります。こんな長閑な風景が好きな私ですが、足取りもかなり落ち着いたもの。キロ6分くらいで走ろうと目論んでいましたが、じわじわと遅れはじめます。

袋川沿いを走る.jpg

中間点の通過タイムは2時間11分。後半はどうしてもピッチが落ちるので、この調子ではゴールは4時15分どころか、4間半さえ危うい感じです。これを「まあいいか」とすんなり受け入る、とっても素直な私でありました。

中間点.jpg

24キロ地点のエイドで、鳥取県産「きぬむすめ」のおにぎりと砂丘らっきょうをいただきました。

きぬむすめとらっきょう.jpg

これでちょっとだけパワーを回復し、前を行く梨のかぶり物をつけたランナーさんを追い抜くことができました。

梨さん.jpg

梨さんを抜き去った時から、「梨が食べたいなあ」と思っていたところ、30キロ地点のエイドにこれが用意されていました。ありがたや、ありがたや。

「梨のパワーでGo!」と心の中で叫んだものの、残念ながら湧いてくるパワーはもはや“なし”。以後は、完全に消化試合の様相です。

梨を食べる.jpg

残り5キロのところで小さな小山を越えます。タイムはすでに4時間7分と、厳しい現実を知ることになります。

あと5キロ.jpg

終盤は、歩いているランナーも少なくありません。それでも私はゆっくりながら、ゴールまで走り続ける意地を失うことはありませんでした。

もうすぐゴール.jpg

そしてゴール。タイムは目標より30分以上遅いものでしたが、いいのです。だって私にとって今回の鳥取マラソンは、「参加することに意義がある」大会だったのですから。

ゴール.jpg
 

そう言えば沿道からただ一度だけ、「トリピー、10回出場おめでとう!」という掛け声をいただきました。とっても嬉しかったです。


(私の記録)

グロスタイム 4時間46分49秒
ネットタイム 4時間45分49秒
総 合 順 位  1555位/3186人(一般男子/エントリー数)
部 門 順 位   103位/ 283人(一般男子60歳代/エントリー数)



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ラベル:フル
posted by との at 10:08| 鳥取 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする