2016年11月17日

今シーズン33回目の大山登山


11月16日(水)は、今シーズン33回目の大山登山をしました。これは1日に2回とか3回登ったのも含めた回数となります。
私はただのランナーなので、冬山へは行きません。したがって雪がない季節に限りますが毎年、何回か大山登山をしています。それでも今までで最も多かった年でも13回でした。今年うんと増えたのは、春先に膝を痛め固いロードでのトレーニングに難を生じたため、その代わりとして山へ向かったというのがその理由です。

登山道.jpg

さて、8月末までに22回登っていたので、「今年は切りのいいところで30回を目指そう」と、つい先日までは思っていました。ところが、江戸時代に流行した富士講の信徒は富士山に何度も登ることを目標とし、33回登頂すると満願成就を祝って碑を建てることさえあったこと偶然に知りました。
これには「1シーズンで」という縛りはありませんが、当時の富士登山は旧暦6月と7月だけに制限されていたそうですから、達成は相当難しかったことでしょう。
ちなみに私の富士山頂踏破は、「富士登山競争」と「富士山頂往復マラニック」で行った2回だけです。

と、ここまで読まれたあなたが想像されたとおり、私も富士講にちなんで「ワンシーズンで大山登頂33回」を、このことに気づいた10月末からにわかに目標としたというものです。
その時点で29回登頂していたので、残すは4回。しかし、直後の11月2日に大山に初冠雪があり、その数日後の寒波で山頂には10センチの積雪。猶予はありませんでした。
この雪がほぼ融けた11月4日に30回目の登山を決行。その後しばらくは天候の不順や家庭の都合で登れませんでしたが、13日に夏山登山道を2往復して31・32回をこなします。
そして久々の好天に恵まれたこの日、今シーズン最後で、33回目となる大山登山を行ないました。


大山寺参道.jpg

さて今回は、行者谷コースから入ることとしました。大神山神社へ向かう参道では、先日の鳥取中部地震の際に崩落した石垣の前を通ります。

崩れた石垣.jpg

しかし私は、この少し先の本殿手前の石垣の方も気がかりでした。ここは以前から石がずれていましたが、今回の地震でその乱れがさらに大きくなったように思います。

崩れそうな石垣.jpg

元谷からは、ピークをやや過ぎた紅葉が見えました。今年は気候の関係か、もう一つ鮮やかさを欠いています。

元谷.jpg

「行者分かれ」で夏山登山道と合流したところが、5合目の少し上になります。

行者谷分かれ.jpg

6合目から眺めると、東の山肌にちょこちょこと雪がへばりついています。それでも3日前に登ったときに比べれば、その量はかなり減っていました。

6号目.jpg

しかし、この日は寒気が入り込んでおり、標高が上がるにつれて急激に冷えてきます。7合目あたりから、樹々の枝には霧氷が見られました。

8合目近く.jpg

8合目からは、美しい霧氷と山肌のコラボ。心が洗われるような光景です。

8合目あたり.jpg

頂上手前の木道に雪はほとんどないものの、木陰の部分では凍って滑りそうなところがあり、慎重に進みました。

9合目.jpg

頂上付近では、西側の山肌からせり上がってくる霧が視界を妨げます。

山頂小屋.jpg

頂上小屋の温度計を見ると、1度を指していました。スタートした博労座は11度だったので、これより10度も低いことになります。

山頂は1度.jpg

山頂小屋の売店で熱いコーヒーを求め、珍しく15分くらいも休憩してから小屋を出ました。この短い間に霧はすっかり晴れており、少しかすんではいたものの、弓ケ浜半島まで見渡すことができました。
次にこの光景を見られるのは、たぶん来年の5月になるでしょう。それまではしばらく、大山さんとお別れです。



霧が晴れた.jpg



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posted by との at 21:53| 鳥取 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年09月19日

お礼参り大山登山プチラン


9月16日(金)は、5週間振りに大山へ登りました。気分はトレランでしたが、走ったところはあまりないので、“プチラン”ということにしておきます。



今シーズンは、1日に2往復や3往復したのも含め、大山山頂へは6月に3回、7月に14回、そして8月には5回行きました。合わせて22回の大山登山は言うまでもなく、8月下旬におこなわれたUTMBに備えてのものです。



すでにブログに何回か書いたとおり、2月に痛めた右膝は、3か月以上を経た5月の下旬になっても回復していませんでした。そのころ医師から、「ロード、特に下りのランは膝に悪いと思う」と言われたこともあり、トレーニング内容を見直して6月からはランを控え、ジムでの筋力強化と大山登山をメインとしました。

とはいえ、登山道の復路を駆け下りることは8月に入るまで出来ず、ほぼ歩き。「こんなことをやっていて、UTMBが走りきれるのか」という不安と葛藤は常にありましたが、幸いにも完走を果たし、この賭けに勝つことができました。


大山登山は、もちろんランに代わるトレーニングの一環ですが、私としてはそれに加え、「苦しい時の神頼み」のように、わが心の山である大山にすがる気持ちもありました。

ということで、この日の大山登山プチランは、UTMB完走を叶えてくれた大山へのお礼参りに他なりません。



さて、登りは行者谷コースから入っていくこととし、大神山神社の参道を上がっていきました。長い参道を抜けて大神山神社に着くと、神殿に向かい静かに手を合わせます。


大神山神社.jpg

大神山神社のすぐ隣にある下山神社の御神徳は、勝運・除災・病気平癒。7月の初めに来た時に、ここで膝の回復を祈願しています。完走の報告をすると、あらためて嬉しさがこみあげてきました。

下山神社.jpg


神社の裏から行者谷登山道へ入りました。

行者谷コース.jpg

この日の大山は、元谷のすぐ上から雲がかかり、見晴らしはよくありません。行者谷に入っても、50メートルくらい先は、霞がかかっているような感じです。



元谷.jpg


天気が良ければ眼下が一望できる6合目避難小屋の前からも、まったく視界はききません。それでも8合目手前では風が雲を飛ばし、短い時間でしたが、三鈷峰方面の山景の一部を眺めることができました。

DSCF5775.jpg

頂上に着くと、用意してきた缶ビールを取り出します。地元では、豊かな恵みを与えてくれるこの山に、「大山さんのおかげ」と言って感謝する人が少なくありません。私も、「大山さんのおかげです」とつぶやきながら山頂碑にビールをかけ、お礼参りを終えました。

ビールかけ.jpg

さて、下山して火神岳温泉で汗を流した後は、大山ゲストハウス『寿庵(じゅあん)』へ。

この日は走友のT嶋さんが、私と、同じく今回のUTMBを完走した米子市のA元さんを酒の肴に、「UTMB完走報告会」という名の呑み会を企画してくれていました。総勢6人のこぢんまりした会でしたが、トレイルランやウルトラマラソンの猛者ばかり。話は尽きず、日付が変わるまで延々と飲み、語り続けていました。

報告会.jpg
 






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posted by との at 17:58| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月22日

ようやく大山トリプル登山


このところ、右膝の具合に一喜一憂している私です。
それでも「3歩進んで2歩さがる」というようなペースではありますが、次第によくなりつつあるようです。
ということで、6月はジム通いが中心でしたが、7月の前半はジムが5割、残りの5割を軽いランと大山登山というメニューにしていました。


さて、今月15日に6度目の山頂を目指したところ、まだ下りは走れませんでしたが、6月に登山をしたときよりも、だいぶよくなった感じでした。

これに気をよくし、17日はアップダウンが繰り返す舗装路を15キロほどジョギング。ところが、これが意外に大きなダメージとなり、翌18日に向かった大山の登山道では膝の違和感が再発し、まったく不調。その日は、2度の山頂制覇を予定していましたがこれを断念して急遽、スキー場に作られたクロスカントリーの緩いコースで脚を試しました。しかし、膝の踏ん張りが利かずここでも駄目で、失意のうちに帰宅しました。

この日の不甲斐ない結果に納得できなかった私は、次の日の19日(火)に山頂3往復をしようと大山へ向かいました。

午前9時前に、下山の駐車場からゆっくりとスタート。

下山駐車場から.jpg

この日の大山は下部が霧に包まれており、登山道も半ばを過ぎると、眼下の視界は開きません。

[下界の視界は不良(6合目)]
下界の視界は不良(6合目).jpg

頂上も霧の中でした。

頂上は霧(10時17分).jpg

下りも走らずに、登りとほぼ同じ時間をかけてゆっくりと下山。普段なら2時間余りで終える山頂往復に、2時間40分もかかっていました。


このあと、下山駐車場でおにぎりを食べてから、この日2度目の山頂を目指します。

1度目は2時間40分で下山.jpg

8合目あたりでは、山肌を駆け上がる雲がきれいでした。


山肌に吹き上がる雲(8合目あたり・13時9分).jpg

2度目の山頂からの眺めは、あいかわらず遠望がききません。休むことなく、早々に下山しました。

2度目の山頂(13時23分).jpg

3度目のスタートは、午後3時。この時間から登る人は、ほどんどありません。大きなリュックを持ったグループは、山頂小屋に泊まる人たちでしょう。

3度目の登り(5合目・15時35分).jpg

3度目の山頂に着く頃には雲が山の下の方まで下がり、眼下に雲海が広がっていました。

3度目の山頂から(16時31分).jpg

下りの途中でも、この光景に見とれて何度も足を止めます。


雲海(8合目あたり・16時51分).jpg

この日は基本的に早歩きの登山。9時間をかけて、目標の3往復を終えました。
終盤になるほど膝の曲がりもスムーズになり、緩い下りの場面では、ゆっくりですが少し走りも試してみました。

最後の下り(2合目あたり・17時51分).jpg

さて、UTMBまであと1月あまり。
これに出る関東のランナーの中には、富士山頂3往復のトレーニングをしている人もいるという話を聞きます。お遊びのような大山山頂3往復などでは及びもつきませんが、私としては、ようやく目の前の霧が晴れつつあるように感じました。
できれは、この日の山頂からの景色のように、すっきりした気持ちでUTMBのスタートラインに立ちたいものです。



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posted by との at 07:58| 鳥取 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年07月02日

大山登山+α


6月30日(木)は、今シーズン3回目の大山登山をしました。前回は6月18日だったので、12日ぶりのことになります。


本来なら6月は、UTMBに備えたトレーニングとして、大山の登山道へ3日にあげず通いつめているはずでした。しかし、2月に痛めた右膝の回復が思わしくないため、ジムでの筋トレを中心にせざるをえません。したがってランは、トレッドミルの斜度を上り最大の15%に設定し、時々やっていた程度です。
それでもそろそろ山行きをはじめないと8月下旬のUTMBに間に合わなくなってしまうという焦りもあり、膝の回復具合を見るための「お試し登山」ということで出かけたものです。

大神山神社の、日本一長い自然石の参道から行者谷登山道へ行くときに、向こうから降りてくる人へ「こんにちは」とあいさつしたら、相手はなんと、走友のさっぱんさんでした。お互いにびっくりです。
彼は、「腰を痛めたのでウォーク中心」とは言うものの、この日は山頂に登ってからユートピア小屋へ行ったところで、さらにこれから川床まで行くとのこと。さすがです。



大神山神社の参道(11時8分).jpg

行者谷登山道へ入り、緩やかなトレイルを時々走りながらゆっくりと進みました。

元谷で、上部を雲に覆われた大山を見上げました。ここからはほとんど走らず、早歩きで進みます。



元谷(11時21分).jpg

平日で降雨の予報もあったためか、登山客の姿はほとんどありません。この日の登山道で出会ったのはほんの数人でした。


[6合目で]
6合目(12時8分).jpg

山頂が近くなると深い霧に包まれ、視界は50メートルほどになります。
木道で、小走りに下ってくるランナーへカメラを向けました。シャッターを押したときはわからなかったのですが、すれ違う瞬間に、それが走友のT嶋さんであることに気づきました。ここでもびっくりです。

彼は、8月の「おんたけウルトラトレイル」と9月の「上州武尊ウルトラトレイル」にエントリーしており、それに備え7月下旬か8月の上旬に、仲間のランナー数人で大山登山道や横手道、一向平までの遊歩道などを使った練習会の実施を考えているとのこと。誘いを受けた私は、ぜひそれまでに回復したいものだと思いました。

9合目でT嶋さんと出会う(12時38分)2.jpg

山頂では避難小屋へ入り、もってきたおにぎりを食べました。私にしては、珍しくゆっくりと過ごしてから下山をはじめます。


[山頂避難小屋]
山頂小屋.jpg

7合目あたりから下を見ると、雲の切れ間から、大山寺の旅館街やスキー場がくっきりと見えました。

7合目から下界を見下ろす(13時30分).jpg

帰りも行者谷コースを通りました。大神山神社に隣接する下山神社の御神徳は、勝運・除災・病気平癒。「どうかこの膝が回復して、UTMBに出られますように」と祈念しました。



[下山神社]
下山神社(14時17分).jpg

神社の横から再び山道に入り、大山寺の開祖、金蓮上人が寂静されたという寂静山を目指します。

寂静山へ向かう(14時41分).jpg

寂静山頂に立ちましたが、生い茂る樹木と折からの霧のため、眺望はさほどよくありませんでした。

[寂静山山頂から]
寂静山から(14時49分).jpg

この後はどこへ行くというあてもありませんでしたが、なんとなく豪円山スキー場のゲレンデを下り、初めてスキーのクロスカントリーコースへ入って行きます。森の中のトレイルをしばらく進むと、上の原スキー場へと続いていました。


[上の原スキー場]
上の原スキー場.jpg

こうして、楽しくもありちょっぴり寂しくもあるロンリートレイルを終えました。
この登山から2日。心配していた登山によるダメージはなく、膝は改善しつつあるように感じています。
むしろ、ジムのバイクやトレッドミルではおこらなかった軽い筋肉痛に快感を覚えることができ、気持ちはやや前向きになっています。



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posted by との at 14:05| 鳥取 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 登る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする