すだちは、中山中学校PTAのOB、OGを中心に結成された劇団です。『手紙』は、人権劇に取り組む中学生たちに、親である自分たちも頑張っているところを見せてエールを贈ろうと、劇団員の前田一二三さんが脚本を書いたものだそうです。
この劇は、アリスの『帰らざる日々』、岡林信康の『手紙』の二つの曲をを題材にしてつくられています。
恵子とみつる、ゆう子と幸司は、それぞれ部落差別のため、家族から結婚を反対されます。恵子は結婚を断念し、みつるへの最後の手紙を書き終えると、自ら命を絶ってしまいます。一方、ゆう子と幸司は、周囲の人の理解と協力を得て両親を説得し、二人の願いをかなえます。
脚本を書いた前田さんは、「劇の中で恵子は自ら命を絶ったけど、どんなことがあっても絶対に死んではいけない」と語っていました。
ほんとうに、そのとおりだと思います。
劇の終わりには、劇団員全員でが『広がれひまわりの街』を合唱。
みんなで切り開いていこう
みんなで育んでいこう
差別のない素敵な町を
みんなでつくろうよ
会場の私たちも、見よう見まねの手話を交え、いっしょに口ずさんでいました。

