2025年11月24日

トレーニングのための坂道ウォーキングコース


7月に受診した整形外科で「ヘルニアの手前」と診断されて以来、走ることを控えています。この間、すでにエントリーしていた二つの大会にお試しのつもりで出たのを除き、トレーニングを含め走らずに養生中。それでもなるべく体力を落とさないようにと、従来からやっているストレッチやプランクに加え、ウォーキングもするようになりました。

シューズ - 1.jpeg

しかし登山ならともかく、ロードをだらだらと歩くだけではなんとなくもの足らず退屈なばかり。そのため、10月の半ば頃から自宅周辺でなるべく負荷がかかる坂道のルートを選び、トレーニングのためのマイコースを作りました。以来、ウォーキングはほとんどそこでおこなっています。
輪っかが3つ繋がったようなそのコースは、距離が1.5キロで獲得標高は63m。2時間ほどかけて6周すれば歩行距離9キロで標高を約380m稼げるので、“やった感”もほどほどにあります。
ちなみに私の住んでいるところは、南北朝時代に隠岐島を脱出した後醍醐天皇を助け、建武の新政の立役者となった名和長年の生誕地。このルートにも関連する史跡など見どころがいくつかあり、そういう意味でも良いコースだと自画自賛しています。
ということで、今日はあなただけにこのコースをこっそりとご紹介しましょう(笑)

[コース図]
ルート - 1.jpeg

[標高図]
標高図 - 1.jpeg

スタートは、史跡案内の標柱がある交差点から。

史跡案内の標柱がある交差点 - 1.jpeg

南へ少し下ったところで、正面に見えるのは大山。県道は右にカーブしていますが、ここは左手に曲がって旧県道へ入ります。

正面に見えるのは大山 - 1.jpeg

このすぐ先の道路脇には二つの横穴。これは冷蔵庫がなかった時代の貯蔵庫である芋穴です。戦時中はおそらく、防空壕としても使われていたと思います。

芋穴 - 1.jpeg

坂を下り切ったところの東側にある長綱寺(ちょうこうじ)は、名和公一族の菩提寺。この寺には「万歳山(ばんざいさん)」という山号がついているので、たぶん背後の小山の名がそれなのでしょう。

長綱寺 - 1.jpeg

寺の境内には大きな岩があり、その横には「伝説の硯岩」という標柱。

伝説の硯岩 - 1.jpeg

確かに、岩の上部は硯のように見えます。

岩の上部は硯の形 - 1.jpeg

説明看板によれば、この岩は名和長年公が後醍醐天皇を船上山に奉じた際の道すがらに、天皇がお休みになったものと伝えれているそうです。元々当地の山中にあったこの岩は昭和30年代に所在不明になったのですが、お寺の和尚さんの枕元に名和長年公が現れ、「名和の庄の大切な硯岩が米子の皆生方面で、お粗末な状態に扱われている。持ち帰るよう」とのお告げがあったため、檀家有志がこれを探し出して平成22年にこの地へ持ち帰ったとのこと。

硯岩の説明看板 - 1.jpeg 

さて、この後は万歳山に登りますが、標高差27mほどの超低山なので、整備された階段を登っていけばアッという間に山頂です。

整備された階段 - 1.jpeg

そこにある約300基の五輪塔は、「名和公一族郎党の墓」と言われるもの。長年が船上山で鎌倉幕府軍と戦った際に戦死した一族を祀ったものとか、館に残った一族の女性や子どもたちの墓などと伝えられています。後醍醐天皇が都を追われた後、足利勢に墓を荒らされることを心配した長年の子孫が土中に埋めたものと言われており、昭和5年にここを開墾しようとした地元の農民により偶然に発見されました。
それにしてもこの裏山ではいつ来ても、人の姿を見たことがありません。この時期、鮮やかに色づいた紅葉を独り占めしている私です。

[名和公一族郎党の墓(11月23日撮影]
名和公一族郎党の墓1 - 1.jpeg

名和公一族郎党の墓2 - 1.jpeg

さてこの後は山を下ってから県道の西側に向かいます。その途中にある「的石」は、五人張りの強弓を引き一矢で二人の敵兵を射抜いたとされる名和氏が弓の修練に使ったと言われている縦180センチ、横200センチの巨石。この的石には、雨上がりに陽が射した後のほんの短い時間だけ、表面に丸い的の形が浮かび上がるという逸話があります。信じがたいでしょうが、私も実際この現象を見ています。

的石 - 1.jpeg

ここを過ぎて県道沿いの側道を登っていくと、県道と合流した地点の路傍に、つい最近になって凍結防止剤が置かれました。冬場に凍結した路面の氷を解かすためのもなので、間も無く使われることでしょう。

凍結防止剤 - 1.jpeg

この後、再び旧県道に入って少し下ってから、脇道に入って再び登り返します。樹々のトンネルをくぐる間の厳かな雰囲気を味わいながらこれを抜けると、ほどなくスタート地点に帰り着きます。

樹々のトンネル - 1.jpeg

ところで腰の状態は、最悪だった9月の頃に比べればだいぶ良くなってきていますが、まだ走れる状態ではありません。走り出したい気持ちをいましばらく封印し、当面はこのコースで我慢のウォークを続けることになるでしょう。




* 参考記事『世にも不思議な的石の話』
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http://t-tono.seesaa.net/article/481701680.html



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posted by との at 22:34| 鳥取 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年11月12日

近所の小学校のマラソン大会で見守りボラ



11月7日(金)は、近所の小学校のマラソン大会でボランティアでした。
私にお手伝いの依頼がある3つの小学校のうち、他の2校は児童と一緒に走るボラなのですが、こちらの学校は児童が安全に走れるよう沿道で見守るボラ。腰を痛めて走れない今の私にとっては、まことに好都合な役割りです。はじめは他の4人のボランティアさんと一緒に開会式に臨みました。

開会式 - 1.jpeg

それが終わると、指定された持ち場へ移動。私の担当場所は、昨年と同じく神社近くの交差点でした。そこは学校から最も遠いところでコースに沿えば1キロほど、近道すれば500mほどのところです。開会式が終了して5分後には最初の組がスタートするので、あまり余裕はありません。昨年は現地についてまもなく先頭の児童が通過。あやうく配置に遅れるところで肝を冷やしたので、今年は早めに着き、黄色の交通安全旗を持ってスタンバイします。

交通安全旗 - 1 (1).jpeg

出走は学年ごとですが、距離が1キロの低学年はここへ来ないので、1.5キロの中学年と2キロの高学年の4つの学年の通過を見守ります。昨年はここを一人で担当しましたが、今年は先生も一人おられたのでより安心でした。ほどなくやってきた児童たちがこの交差点を左折していきます。

児童たち1 - 1 (1).jpeg

児童たち2 - 1.jpeg

私は「ナイスランだ、 がんばれ!」と、また苦しそうな表情の子には「マイペースで行け」と声を掛けます。朝の交通安全街頭指導や放課後児童クラブのお手伝いで顔見知りの児童もたくさんいました。

児童たち3 - 1.jpeg

4つの学年すべての通過を見届け、ミッションは終了。学校に帰ったところ、多くの児童がグラウンドをぐるぐると何周も走っていました。先生に「あの子たちは、走り足らなかったのですか?」と聞いたところ、「いえ、児童たちは来春入学する保育園児たちと一緒に走っているのです」とのこと。
そうか、保育園の年長さんも、来年はこの大会を走ることになるのです。次はその児らを含め、1年分成長した児童たちの健やかな姿を見たいものです。

グラウンドをぐるぐる - 1.jpeg



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posted by との at 20:40| 鳥取 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月31日

『FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO』(スタッフ参加)


10月26日(日)は、岡山県真庭市で開催された『FORESTRAIL HIRUZEN-SHINJO 2025』にスタッフとして参加しました。
この大会は、『SHINJO-HIRUZEN SUPER TRAIL』の名称で新庄村を発着点として開催されていた2016年の第1回と2017年の第2回大会に出場。しかしその後、大会名称と発着点が変わってからは試走会には出たものの、本番は日程が合わず縁が無いままでした。今回も日にちが重なる別なマラニック大会にエントリーしており、当初は関わる予定なし。
ところが腰の不調でそちらをDNSすることを決めた後、真庭市のTATSUYAさんからスタッフが足らないとのことで、追加募集の情報が流れてきました。この大会が初めて開催されて以来、彼が中心的に関わり情熱を注いてきたことを知っているので、これを無下にすることはできません。私のような者でも何かのお役に立てればと、迷わず手揚げをしたというものです。

旗 - 1.jpeg

しかし、運営会社が変わったとかで事務は順調でなかったらしく、ほどほどにボリュームのある計画書がメールで送られてきたのは大会3日前の夜。用務の詳細情報が届いたのは2日前の深夜で、スタッフLINEの案内は前日という慌ただしさ。これにはちょっとハラハラしました。
この出来立てほやほやの資料に目を通したところ、私に与えられた役割は分岐でコース誘導する立哨。幸い事前にTATSUYAさんから電話で概要を聞いていたので、すんなり理解することができました。持ち場ははじめにコース序盤の朝鍋分岐で、ここをロング往路のランナーが全て通過してショート部門のランナーも全員が折り返した後は穴ヶ乢(あながたわ)へ移動。以降はそこの立哨メンバーに加わるというものです。

立哨 - 1.jpeg

なお相棒は、私と同様にTATSUYAさんからの呼びかけに応じて参加したという米子市の和子さん。彼女とは面識がなかったのですが、現地の情報を事前共有するため2日前にメッセンジャーで連絡を取り合いました。
ちなみに、当日お会いしてからわかったことですが、1か月前に琴浦町で開催された『琴浦ADVENTOUR』には、彼女もボランティアスタッフとして参加していたそうです。琴浦ではTATSUYAさんもボラだったので、結局みんな繋がっていたのでありました。

和子さん - 1.jpeg

さて当日、和子さんと私は午前7時にロング部門のスタートを見送ってから、私の車で朝鍋登山道入口へ。ところが私としたことが、会場を出たところから反対方向へ向かうという信じられないコースミス。なんか変だと察した和子さんがスマホでナビゲーションしてくれたので事なきを得ました (^^;)
それにしても朝鍋登山道は、とっても急な階段の登り。ショート部門のランナーは終盤でここを下るのですが、転倒でもしたら大変だろうと心配しました。

朝鍋登山道の登り - 1.jpeg

配置の予定時間に30分も遅れて朝鍋分岐へ着くと、すでにロングのランナーが次々と通過中。しかし間違えて朝鍋登山道を下りてくるランナーはいなかったので、結果オーライということで許してもらいましょう。

次々と通過 - 1.jpeg

ここではロングのランナーとショートの往路は登り基調なので、歩いて通過するランナーもたくさんいますが皆さんとっても楽しそう。

とっても楽しそう - 1.jpeg

豹柄のテーピングをした女性ランナーに「豹柄が素敵ですね」と声を掛けたら、「形から入りました」と笑わせてくれました。

豹柄が素敵 - 1.jpeg

このポイントの200mほど先に設置された朝鍋エイドから折り返して来るショート部門のランナーを、「この後は階段地獄に落ちていきます。気をつけて」と言って見送ります。「階段地獄?」と怯えるランナーには和子さんが、「いえ、階段天国です」とフォローしていました。

この後は階段地獄 - 1.jpeg

ショートのランナーが全員通過したところで、このポイントでの用務は終了。次の穴ヶ乢へ移動する前に、補給とトイレのため朝鍋エイドへちょこっと立ち寄ります。
ここでは、これまた『琴浦ADVENTOUR』でボラをしていた文彦さんに再会。また、以前からいろいろな大会でお会いして気になっていたアフロさんにも初めてご挨拶し、FBの友達に入れていただきました。しめしめ、やったぜ。

エイドへ立ち寄り - 1.jpeg

ということでこの後は登山道を下り、走友のテッシーさんと宏呂子さんが立哨をしている穴ヶ乢へ移動して、これに加わります。

穴ヶ乢へ - 1.jpeg

午後1時前に着いたところ稜線を風が吹き抜け、朝鍋分岐よりも体感気温はだいぶ低い感じです。じっとしていると寒さが堪えるのと、通過するランナーを見ていてアドレナリンが出たこともあり、私は「ちょっと走ってきます」と言うなりトレイルへ駆け出し、往復で500mほどのゆるランを敢行。登りはまったく問題ありませんが、下りでは微妙な痛みと違和感が無いわけではありません。やはりまだ当分は、じっくり養生した方が良さそうです。

走り出す - 1.jpeg

さて、このポイントでも通過するランナーに「ナイスラン!」「がんば!」と声援を送りました。

声援を送る - 1.jpeg

しかし、何人か出ていた知り合いのランナーが通りかかると、その足を止めて記念写真に収まることを強要。つまり私たちは、背中を押す代わりに足を引っ張ってしまうという、誠にもってけしからんスタッフでありました(笑)

記念写真強制1 - 1.jpeg

記念写真強制2 - 1.jpeg

なお、午後3時半頃からは小雨も降り出して森の中は夜のように暗くなりました。そのため本部からは早々と、ランナーにライトを装着させよとの指示。関門時刻が午後5時のゴールはまだ4キロ先なので、時間がタイトになってきたランナーには気の毒でしたが、皆さん素直に従ってくれました。

ライトを装着 - 1.jpeg

午後4時半に最終ランナーとスイーパーが通過して、ミッション終了。会場に帰ると、残念ながらそこにTATSUYAさんの姿はありませんでしたが、居合わせた顔見知りのスタッフ数名で実行委員長を囲み記念撮影に収まります。

そんなこんなで、この日は大会を心底楽しんでいるランナーの姿を見たり、TATSUYAさんやその仲間達との繋がりをあらためて感じたり深めたりすることができたので、私にとってはとても有意義な一日でありました。

最後の集合写真 - 1.jpeg



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[フォレストレイル 2025/10/26]
 
posted by との at 21:57| 鳥取 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2025年10月24日

『あさくちマラニック』もDNS


10月26日(日)に岡山県浅口市で開催される『あさくちマラニック2025』に、初めてエントリーしていました。しかし腰の不調のため、2週間前の『Mine 秋吉台ジオパークウルトラマラソン』に続き、これもDNSします。

これまたDNS - 1.jpeg

『あさくちマラニック』のことは昨年から気になっていましたが、3月の『神島お遍路トレイルマラニック』に出た際、エイドにいたランナー同士で「秋はあさくちマラニックに出たいね」、「うん、この大会と雰囲気が似ているからとっても好き」と会話をしているのが耳に入りました。
笠岡市で行われる『神島トレイルマラニック』には昨年と今年の2年連続で参加しています。約20Kmのコースは、山あり海ありのバリエーションンに富んだお遍路道。そのあちこちで迎えてくれるのは、地元の名物や手打ち蕎麦などがふるまわれる「おせったいステーション」という名のエイド。何を隠そう、私はこの大会の楽しさと暖かさにすっかりハマってしまったというものです。これと雰囲気が似ているのならハズレることはないはずなので、『あさくち』にも絶対出ようと決めていました。
ちなみにどうでもいいことですが、今年の『神島』のエントリーサイトにアップされていた写真は、後ろ姿の私です(笑)

スポーツエントリー - 1.jpeg

なお、『あさくちマラニック』は、距離が約30キロで高低差は約650m。今年が6回目で、リピーターも多い大会のようです。「多くの仲間と安全にマラニックを楽しみ、素晴らしい景色や特産品を堪能しながら走る」という触れ込みに、嘘はないものと信じて良いでしょう。

パンフ - 1.jpeg

ところで、『あさくちマラニック』は定員が200人と少なめなのでクリック合戦になることを警戒し、エントリー開始時はパソコンの前に待機。始まってから1分もしないうちにエントリーを済ませた私に事前送付されてきたのは、たぶん申し込み順に振られたであろう「6」という若い数字のナンバーカードでした。神島マラニックのように数分でSold Outではなかったものの、それでも1日か2日のうちには定員が埋まっていたようです。

ナンバーカード - 1.jpeg

さて、DNSすることは3週間前に決めて、迷惑をかけないよう主催者にも伝えました。これでふっ切れたつもりでしたが、正直言っていまだに想いは断ち切れていません。未練がましいことは重々承知ながら、甲斐無い空想をしてみましょう。
ということでバーチャルマラニックのスタートです。コースは浅口市の山側、金光と鴨方がステージ。瀬戸内海を一望できる遙照山に上ったり、軍神社や太老神社など由緒ある神社を巡ったり、清流を眺めながら天空へとつながる階段を登る部分もあるそうです。いいなあ、行きたかったなあ。私も腰を治して、来年こそは絶対に出ようと心に誓いました。
なお、以下の写真は今月上旬に行われた当日スタッフのメンバーを対象とした試走会の様子で、これに参加した走友の百合子さんからお借りしたものです。

金光教 - 1.jpeg

『あさくちマラニック』もDNS%0A軍神社 - 1.jpeg

あさくちマラニック1 - 1.jpeg

あさくちマラ - 1.jpeg

天空への階段 - 1.jpeg

あさくちマラニック2 - 1.jpeg

太老神社 - 1.jpeg

百合子さんによれば、「前半は登りばかりで後半は下りまくり。ロードとはいえ、かなり足にくる。制限時間いっぱいまで楽しんでほしいが、ウカウカすると6時間では完走できないかも…」とのこと。
うひゃー、恐ろしや。参加されるランナーの皆様は私の分まで頑張って、うんと苦しみ、そしてたっぷり楽しんでください。ご盛会を心から祈念しています。



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posted by との at 01:10| 鳥取 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする