2017年12月26日

煩悩マラソン2017


1周400メートルのトラックをグルグルと108周して煩悩を汗で流してしまおうという「煩悩マラソン」が、今年も12月23日(土)に倉吉市の陸上競技場で、粛々と執り行われました。
108周は43.2キロ。フルマラソンにちょこっとオマケを付けたようなこの催しは、トライアスリートでつくる『石川道場』のメンバーによる仲間内企画で、今年がたぶん4回目の開催だと思います。生来のカナヅチで、トライアスロンなど死んでもできないくせに、なぜかこの道場の末席からさらに外れたところにちょこんと居座っている私は、こんな時だけ厚かましくも参加させていただいております。

Tシャツ.jpg

さて、この日集まったのは、むさ苦しい男ばかり13人。私は、エイドに用意されたパンをつまみ食いしながら、メンバー達とよもやま話をしていました。すると突然、「あと30秒でスタートです!」の声。気がつけば、スタート時刻の9時が迫っていました。ベンチに置いたバッグにカメラを入れたままにしていた私は、慌ててこれを取りに行き、すでに走り出した集団を後方から追いかけるという、もたついたスタートを切りました。

遅れてスタート.jpg

冷たい雨に打たれながら走った2年前とは違い、この日は晴れ時々曇りという好条件。おじさんランナーたちは、周回毎に一つずつ煩悩を落とし、身軽になっていく自分を感じながら(本当かよ?)笑顔のランを続けます。

はしゃぐおじさんたち.jpg

エイドには、パンやお菓子、コーラやアクエリアス等が置かれています。私の場合、5回くらいこれに立ち寄りました(パン食い過ぎ!)。

エイド.jpg

この日は、中高生もトラックを使ってトレーニングをしていました。おじさんたちは、とても太刀打ちできないスピードで駆け抜けていく若いランナーたちのために内側のコースを空け、気遣いのランニングを心掛けます。これはもちろん、神様のご利益という見返りを期待しての行動に他なりません。

コースを空ける.jpg

序盤はひとかたまりで、中盤はペースが合う者同士のグループに分かれて走っていたランナーも、終盤になるとしだいに散け、寡黙なランに変わってきます。この間、それぞれがこの一年のランを振り返り、来年に向けての決意を新たにしたことでありましょう。

独走.jpg

さて、タイムは特に気にしていなかったのですが、4時間58分で走り切り、煩悩をきれいさっぱり祓い落とすことができました。ちなみにこの日、108周を完走したのは7割ほどだったそうです。

ゴールタイム.jpg

なお煩悩マラソンでは、ラン後に年越し蕎麦ではなく、カップラーメンで締めることになっています。私はシーフード味をいただきました(うめ〜っ!)。


カップラーメン.jpg



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posted by との at 07:28| 鳥取 ☔| Comment(0) | 走る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月07日

オレンジリボンたすきリレー2017


11月18日(土)は、「オレンジリボンたすきリレー2017」に参加し、自宅近くの児童福祉施設から、米子市淀江町の保育園までの14キロほどを走ってきました。
えっ、「オレンジリボンたすきリレーって何か?」ですって。
その答えは、「子ども虐待防止の象徴であるオレンジリボンのたすきを掛け、駅伝方式でこれを走りつなぎ、子ども虐待防止を呼びかけるイベント」です。なおこのリレーは、11月が児童虐待防止推進月間であることから、この期間に全国各地で行なわれているようです。
ちなみに、私がこれに初めて参加したしたのは2014年のこと。米子児童相談所と県西部9市町村の主催でこれが行なわれた際に、役場の担当者からの依頼で走りました。それ以来なので、3年ぶり2回目の参加になります。

背中.jpg

当日はあいにくの雨模様。早朝、町の担当者から私のケイタイに、「今日は雨のためにリレーは中止になりました。でも、開会式だけはしますので、よろしければ会場へ来てもらえませんか?」との連絡がありました。
結構寒そうな天候だったので、正直言って中止は“願ったりかなったり”。「わかりました」と返事をし、一応、開会式の盛り上げだけは協力しようと、当初の予定通りタイガーマスクに変身し、会場へ出かけました。
お茶目な町の教育長さんは、自作したカラス天狗の衣装で登場。35歳の若い町長さんは、カラス天狗とタイガーマスクとのスリーショット写真に納まるときに、「スッピンで来た方が恥ずかしい。来年はコスプレを考えなければ」と焦っていました。

スリーショット.jpg

さて開会式が始まると、まずは町長さんのご挨拶。最後のくだりに、「皆さん、ぜひ完走してください」とおっしゃっいました。「えっ、ランは中止のはずなのに?」と、ちょっと戸惑う私。さらに担当の方が、「今日はあいにくの天候ですが、皆さん頑張って走ってください」と・・・ウグッ。
記念写真に納まりながら、「どういうこと?」と内心、かなり動揺していた私ですが、どうやらリレーはあるらしいということはわかりました。
なんと私が会場に着くまでに、一旦決まっていた中止の判断は撤回され、決行することになったそうです。ガヒーン、やられたぁ!

開会式.jpg

ということで、リレーはスタート。
この時点では雨は小康状態で、無難なスタートとなりました。

スタート.jpg

そしてまずは、2キロほど進んだところにあるN保育園で、園児の歓迎を受けます。実は自走しないでこっそり車で移動していた教育長さん扮するカラス天狗は、どこへ行ってもタイガーマスクをしのぐ人気ぶり。これには内心、ちょっとだけ嫉妬するタイガーでありました。ガオ〜、くやちい!

さくらの丘保育園.jpg

さてランナーは本来、途中に4カ所ある中継所で交替することになっているのですが、「どうせなら長い距離が走りたい」という私と、顔なじみでもある3人の屈強なトライアスリートたちは、自らの希望で全ルートを走ることにしていました。
しかし、保育園を出てすぐに、雨足が急に強まります。私は、持っていたビニールポンチョを取り出し、防衛に努めます。それにしても、「さっ、寒い・・・」。

雨がきつくなる.jpg

こんな中、役場の人など裏方のスタッフさんは、要所要所で車を降りてコース誘導をしながら声援を送ってくれました。ありがたいことです。

役場のスタッフ.jpg

大山口駅前を通過するとき、雨も小降りになり元気を取り戻したタイガーは、「児童虐待は許さんぞ、ガオ〜!」と雄叫びを上げようとしましたが、沿道に人っ子一人いなかったので、やめておきました。

大山口駅前で吠えるタイガー.jpg

この後に立ち寄ったD保育園でも、私には不気味に見えるカラス天狗が、相変わらず園児の人気を独り占め。それに引き換え、どうやらタイガーは一部の園児には怖がられるようです。遅ればせながら私は「ゴロニャーン」と媚を売るようにしたものの、中には泣き出して園舎の奥へ隠れてしまう児童もありました。これって、もしかしたら児童虐待にあたるかも(汗)。

D保育園で.jpg

この後、雨はすっかり上がり、われら崇高な使命を持ったオレンジリボンのメンバーたちは、晩秋の気配がただようコースを、軽快に走り続けたのでありました。

晩秋の風景.jpg

そして、リレーの一応の終着点であるY保育園へ到着し、園児に愛想を振りまいた後で全員が車に乗り込み、市街地にあるガード下へ向かいます。
ここには、この日各地でこのリレーを走ってきたたくさんのランナーが集結していました。

ガード下.jpg

私はこの後の次第をよく分かっていなかったのですが、ここから300メートルほど先にある児童相談所に特設されたゴールゲートへ、一斉になだれ込んでいくことになっていたのです。中には仮装したランナーもおり、賑やかなフィナーレとなりました。

レンジャー.jpg

こうして、日頃まったく世のため人のために役立っていない私たちランナーはこの日、児童虐待防止に一役も二役も買ったのです。どや顔で胸を張り、「ガオ、ガオッ、ガオ〜ッ!」と空に向かって雄叫びを上げる私は、そのとき間違いなく、正義の味方タイガーマスクになり切っていたのであります。

ゴールゲート.jpg



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posted by との at 21:39| 鳥取 ☔| Comment(0) | 非日常的な日常 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする